NAB2014でG-TechnologyからもThunderbolt2ストレージが発表されたが、まだ出荷には至っておらず、ワタシのMac ProはTB2でありながらTB2機器がなく、その高速性を活かせていない。
ただ、保有するG-DRIVE PRO を3台、ソフトウエアRAIDでストライピング化する、ややトリッキーな方法でMac Proの内蔵SSDを超える速度をだせるのは先月書いた通り。
ただ、そのテストにもあるように、
3台のG-DRIVE PROをそれぞれ直接Mac ProのTB2ポートに接続すると、WRITE1040MB/s前後、READ1320MB/s前後を出す一方で、3台をディージーチェーンすると、それぞれ770,820MB/s程度になってしまう。
いくらMac ProがThunderbolt2ポートを6つ持つとは言え、それは現実的じゃないよねえ・・と思いながら、暇をみてはいろいろなパターンで検証を続けていたところ、個人的高速運用パターンに至ったのでレポートを。
なお、前回も書きましたが、ワタシはG-TEAM(G-Technology アンバサダー)のひとりですが、このレビューおよびベンチマーク等の数値は独自に行っているもので、G-Technology社のチェックも意向も入っていません。ので、公式発表と異なる場合もあるし、内容をG-Technologyは保証しません(笑)あらかじめご理解くださいませ。
G-DRIVE PRO 3台をMac ProのTB2ポート1つにディージーチェーンで繋いだ場合。
この場合はG-DRIVE PROが2台でも3台でも大きな速度差はなく、WRITE770MB/s前後、READ820MB/s前後
G-DRIVE PRO 3台をそれぞれ直接Mac ProのTB2ポートに接続した場合。
WRITE1050MB/s前後、READ1330MB/s前後
(前回テスト時と若干の差があるが、今回計測し直した数字です)
G-DRIVE PRO 3台を2台はディージーチェーンで1台は直接接続した場合。
WRITE995MB/s前後、READ1150MB/s前後
この数字はMac Proの内蔵SSDとWRITEでほぼ同じ、READで上回るもの
G-DRIVE PRO 3台をそれぞれ直接Mac ProのTB2ポートに接続したうえで、その先に他のTB1機器(G-RAIDとかThunderbolt Stationとか)を何台もディージーチェーンした場合。
G-DRIVE PROをチェーンの最初の機器にした以外はじゃらじゃらと適当にぶら下げている。
実際に家で運用するシチュエーションに近い状況。
これで速度が低下するかなあと思っていたら・・・
WRITE1050MB/s前後、READ1340MB/s前後
あれ?影響受けない?
ディージーチェーンした他の機器をあまり負荷運転していないせいもあろうが、実際にそちらもフルに負荷かけつつ、って状況はあまりないので、実際の運用に近いはず。
この間から、この構成で使っています。
ケーブルスパゲッティになる以外は、とても快適。
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