某Macユーザー氏からtwitterでリクエストがあったため(笑)フォトレビュー。
セイコーのブライツフェニックスの2008限定モデル
SEIKO BRIGHTZ PHOENIX LIMITED EDITION
SAGH011 限定500本
TAG HeuerのLINK(機械式)をずっと使っていて、CARRERAいいなあ、なんて思っていたのだけど、ホイヤーの前はずっとセイコーだった(スピードマスターのCMに関係してたし)のもあって国産回帰。
仰々しく巨大な箱。隣に置いたEOS 5D Mark IIボディからも大きさが知れよう。
40万円のホイヤーでもこんな大きな箱には入っていない。
SAGH011はステンレスバンドだが、オマケ?で革バンドも付属する。
ブライツフェニックスはセイコーの中では、最高峰でコンサバティブなデザインのグランドセイコー、ラグジュアリー路線のドルチェに次ぐ、技術感を押し出したブライツシリーズの中で、高級路線のスピンアウトブランド。メカニカルクロノグラフ系とキネティックダイレクトドライブ系がある。
SAGH011はメカニカルクロノグラフ。
クロノグラフの精度が欲しかったら、クオーツでしょ、というツッコミはなしで(笑) 機械式が欲しかったんだから。アンドロメダよりヤマトですよ(笑)
付属の革バンドはクロコダイル。
自分でも交換可能だが、セイコーの窓口でも対応。
エッジの縫い糸が赤。
裏側も赤。クリスマス商戦用というわけではない(笑)
箱の底に取扱説明書
ほぼ同じ価格の(笑)EOS 5D Mark IIと。
カメラもクルマもPCも、通常は高価くなれば性能なり機能なりが向上するが、機械式時計の精度はクオーツのそれに大きく及ばない。
分厚い本体とバンド。
ケース裏面は、前面と同じサファイアガラスのシースルーバックになっている。
りゅうずは黒いコーティング。
ストップウオッチ用ボタンのレスポンス感が非常にいい。と思ったら、ピラーホイール(コラムホイール)型だった。
この価格帯のクロノグラフでコラムホイールって珍しくないか?ブライツフェニックスはなにげに高級志向だったのか。(そういう役割はグランドセイコーかと思ってた)
彫りの深い盤面。
このリミテッドエディションは、雫石工場製。セイコーで途絶えていた手作業時計生産を再開させた工房だ。
ムーブメントは6S28。
前述のようにピラーホイールをもつキャリバーだが、このリミテッドエディションを最後に、新型キャリバー 8S28に移行している。
8S28はピラーホイールに加え、垂直クラッチまで搭載したより高級なキャリバーだが、6S28より小さいため、結果的に時計サイズも小さい。この辺は好みが分かれるところだな。
シリアル刻印。
この深刻な不景気の中、2008年11月21日発売で、月末はヨドバシ、ビック、等に在庫があったが、12月第1週には半減。ヨドバシは仙台店に展示在庫を残すのみになっていた。
どこかに流通在庫が残る可能性はあるが、クリスマス前には店頭で見ることはなくなったと思う。
時計は気をつけないと、平気で数百万円のものがごろごろしてるので深入りは禁物と戒めている。
このクラスが、背伸びしてなんとか、ってトコロかな。
つぎに時計を買うのは5年後までは封印。
記録:発表当時のプレスリリース 製品ページはすでにない
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あ、やっぱり買われましたか。
いいな、いいなぁ〜
欲しくても、この手の時計はさすがに自分では着けられないもんなぁ(笑)
お会いすることがありましたら、是非とも見せてほしいです!
ああ、やっぱり、逝ってしまわれたんですね…
某Macユーザー氏からtwitterでリクエストがあったため
某Macユーザーですこんにちは。
通例にない写真の多さ、ありがとうございます。思い入れが伝わってくるようです。
実は先日時計を修理に出してきた際、修理せずに買い換えることも視野の片隅の方に入れていた。ス……
クマデジタルさん(トラックバック)、MIKAさん
ありがとうございます
まあ、Macと違い長持ちなので歩けるウチは、これ「も」つけてると思います〜