CP+2019、キヤノンブースの一角で同社がCrystal-fidelityと呼ぶ HDRを含む高画質写真プリントワークフローを展示、紹介していたのですが、このソリューション、RAW現像からプリンタに渡す中間ファイルにHEIFコンテナを使うんですね。
展示より、HDR(HEIF)とSDR(JPEG)の比較。
CanonのHDRプリントワークフロー Crystal-fidelityの概念図
EOS 5D Mark IV、もしくはEOS RのRAW(あれ?EOS RFは?)をDigital Photo Professional で現像。その時にHDR PQ設定をオンにするとHDR PQカラースペースでの現像処理が出来、10bit YUV422 PQとしてディスプレイに渡せるのと同時に、imagePROGRAF PROのプリンタソフトウエアであるProfessional Print & Layoutに16bitリニアのデータとして渡してプリントできるソリューション。(でいいんですよね?)
このとき、HDR PQを保存するフォーマットとしてHEIFコンテナを使うらしい。
家に帰って試してみようと思ったら、HDR PQはオンになるものの、会場で説明されたピクチャースタイル等の適用は出来ず、HEIFへの保存も出来なかった。
現行のDigital Photo Professional 4(ワタシのは ver.4.10.0)はまだなのか、会場でD.P.P.のバージョンを訊いてくるべきだったなあ。
ちなみにD.P.P. EOS Rの動画に埋め込まれたEXIFを読める数少ないアプリケーションなので重宝しています。
動作も昔より高速になったし(でも、プレビューへの反映はもちょっとリニアになりませんかね?)
CanonLogファイルへのLUTの適用はできるけれど、加工や調整はできません。
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