気がつけば、キヤノンの新戦略、カメラとクラウドを結ぶプラットフォーム「image.canon」が始まっていた。
キヤノンいわく、カメラとクラウドが一体化する「コネクテッド・カメラ」をコンセプトとしたプラットフォーム。
EOS R5と同時に発表されていたサービス(?)だけど、ある意味、EOS R5が新型機の発表なら、これは写真のロジスティックに関わるすごく戦略的なものになり得ると思ってる。
ので、入れて見た。
アイコンが赤いのはキヤノンだから?のはともかく、後ろのはクラウドのイメージか、なんでカメラから聴診器が出てるんだろうと思ってた。iPhone、Androidのスマホアプリ版と、ブラウザ版があります(デスクトップアプリ版はない)。
設定をして、選択した写真をimage.canonにWiFi経由でアップロードします。EOS Rの場合は。
EOS R5のスペシャルサイトで、EOS R5は「image.canonへ画像自動転送機能」搭載と謳っているので、iPhoneからiCloudへの写真バックアップのように、WiFi環境下ではバックグラウンドでバックアップ取ってくれるはず。「RAWを含めてオリジナルで、容量無制限で30日まで」
これ、運用次第だけど、写真のワークフローに大きな影響があると思う。
EOS Rは2.4GHzなので、正直言えばノートPCにコピーしてそれを上げた方が速い。のが現状だけど、ソニーもニコンもライバル機は5GHz積んでるのでEOS R5も5GHz WiFi搭載だと期待している。(型番も5だしね)
サービスイン直後の現時点ではクラウドバックアップ機能が中心。将来的にはクラウド上での現像やレタッチも提供されるみたい。ブラウザ版よりiPhoneアプリ版の方が高機能で、撮影データの確認もできるが現時点ではその程度。いや、ログイン時にデータ利用へのオプトイン項目がないので、キヤノンはホントにクラウドストレージサービスのつもりなのか?
これ、自社のカメラを使った何千万枚といった実写データですよ?フォーカス位置や精度、露出や絞りの傾向をビックデータとして処理したら、画像認識の精度が桁違いにあがりませんかね?
自分としては、オプトインさえ挟んでくれたらいくら使ってくれてもOKなんですが。個人的にはキヤノンはそこに気がついて戦略的にやっていると思うのですが、買いかぶりですかね・・。
(iCloud同様、ユーザーが甘ければ写真の流出はあり得るので、いけない写真撮るときには要注意ですが)
という訳で、EOS R5以降に真価を発揮するであろう、image.canonを使ってみたというエントリーでした。
ところでimage.canon、「イメージキヤノン」なのか「イメージドットキヤノン」なのか、どっちなんでしょう?
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