うわさになっていたキヤノン のミドルシップ一眼レフ、EOS 70Dが正式発表。
えっ?8月末発売って、夏休みには使えないの?もったいないな〜。
スチルカメラとしてはフルサイズに移行して久しいので、いくら様々な魅力があってもAPS-Cには戻らないけれど(EOS X7のコンパクトさにはぐらっとするが)動画カメラとしては超絶の進化。
EOSムービーはEOS 5D Mark IIIで新しい世代に入ったと思っているけれど、大きな目で見たら70Dが新世代の始まりとなるかもしれない。
だって、デュアルピクセルCMOS AFはライブビューAFを根本的に刷新するものだけど、ファインダーAF(って言い方もヘン?)の位相差センサーに及ぶものではないはず。
その意味では70Dは今は無きサンヨーの登録商標をもじるなら、動画デジ一眼だと思う。
サンプルイメージ & ムービー コーナーの
Sample Movie 1 [HANDMADE with shooting information]をみると、その威力が分かる。
従来のEOSムービーの撮影ノウハウをやすやすとひっくり返す新しいAFに感じる。
そして、同じ場所にある Making 1 [The making of “HANDMADE”] をみると、動画のAFに対して「フォーカスプロセスに意味がある」「迷わない(前後移動しない)」ことが明確に語られている。
そうなんだよね。ずっと言ってきたことが、遂に通じた感じ。
iPhone等からリモート撮影もできるけど、このリモートAFが実用的な応答速度なら、iPadをディレクターが持つと、カメラマンとフォーカスマンが別になることが可能で、けっこういいかも。
もちろん、動画だけじゃなく、同じサンプルイメージにある Image 4 [ルナレインボー] や、Image 8 [蝶 (高感度撮影)]とか、ため息が出ます。
いや、この辺のチャンピオンデータは、機材もさることながらフォトグラファーの力なのは分かってるけどさ。
撮影は、親しくさせていただいている南雲 暁彦氏。
さすがです。今度、生データ、見せて下さい(笑)
右肩上面のボタン配置は60Dを踏襲。
キヤノンのミドルクラスEOSのボタン配置はこれがスタンダードかな。
そういう意味ではEOS 5D Mark IIIとEOS-1D X系だけ違うんだよねえ。
併用すると正直、迷います。
にしてもミドルクラスの二ケタEOSにここまでやられちゃうと、二ケタフラッグシップのEOS 7D後継機(7D MarkII)はどうするつもりだろう?
それともやらない?
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レンズ付きで12万強からか。冬のボーナス商戦では10万円台を伺う戦いなら面白いなあ。
今回、ダブルズームキットがないのはなんか意味がある?
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM 付属 ブラック EOS70D1855ISSTMLK
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D レンズキット EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM 付属 ブラック EOS70D18135STMLK
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7 レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM付属 KISSX7-1855ISSTMLK
70Dは60Dからの正統進化ですねぇ、50⇨60で削られた機能の復活やゴチャゴチャしていたダイヤル周りがシンプルになっていますし動画モードへのアクセスも楽になっていますね。
ダブルズームなんですけど18-55はSTM化されていますけど55-250がまだ新型になっていないのでその兼ね合いが理由かと思います。55-250のSTMが発表されたらダブルズームキットが出るのではないかと予想します。
値頃感のある60Dを買おうかどうか迷っていたのですが、
70Dの動画性能…特にAFにはかなり惹かれます。
特に、インディ映画制作者にとってはかなりの朗報と思います。