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キヤノンの妥協なき新ベーシック機:EOS R8 Mark II

エントリー機とか入門機、と呼ばれるカメラには言い訳の匂いが付き纏います。最初はこれで十分とか、先ずはここからとか。もちろんそれはヒエラルヒーを付けるためではなく(そういう側面もあるとは思いますが)、上位機の持つ機能は機構的なコストや複雑な操作系を必要とするので必然的に「高価い」カメラになってしまい、これから写真を始めたいひとへはハードルが高すぎる、という理屈は当然あるのですが。
キヤノン EOSの新しい1台、EOS R8 Mark IIは、基本部分に関してそういった妥協を感じさせない優れたベーシック機に思えます。

フルサイズEOSとしてはとても小型、軽量で(先代 EOS R8より重いものの)IBIS(ボディ内手ぶれ補正)、ジョイスティック(マルチコントローラー)搭載。エントリー機だからこそ一眼レフ(じゃないけどw)は重いし、手ブレするし、操作複雑だし、みたいな印象なく、なんかいい写真が撮れる(撮れた)という実感を与えることができないとレンズ交換式カメラはシュリンクしていくだけだと思います。
その意味で、キットにRF45mm F1.2 STM レンズキットがあるのが素晴らしいと思うのです(後述)

そういえばデザインテイストも一新して直線基調に。発表会では「若者層を意識したシャープでシンプルな新デザイン」と表明したらしいのですが、いや、シャープじゃなくてソニーだろ、と思ったのは内緒です。さらにそのデザインを「EOS 650のシルエットからインスピレーション、インスパイア」的なプレゼンもあったようですが、古いキヤノンユーザーのワタシとしては EOS 650よりもT80っぽく感じたんですけどね。

撫で肩じゃなくてストレートなトップカバーとか。
にしてもこうやってみるとミラーレスになってカメラって小さく、軽くなったんだなあと。
T80、キャッチコピーがアートロボだったと思います。専用レンズを使えばAFのカメラ(マウントはFD)だけど、ミノルタのαの前では敵にならなかったと記憶しています。次のT90でキヤノンはいまのEOSに繋がる有機的曲線ラインに転じるのですが、キヤノンのいう「若者層を意識」するとこの時代の直線基調になるのが刻の流れを感じます。
そしてT90のキットレンズがFD50mmF1.4。そのまえのAE-1もA-1もキットレンズは50mmでした。ズームレンズが便利だけど、便利で手軽ならスマホの方が圧倒的なので、カメラが面白い、と思って貰うには明るい単焦点を「リーズナブルに付ける」のはとても良い戦術だと思います。
惜しむらくは、45mm F1.2キットで30万円切れば薦めやすかったのですが。
と締めようと思ったら、発売記念キャンペーンのキャッシュバック使うと余裕で30万切るのか。イイと思います★

以下、RF45mm F1.2で撮った写真。

Rinaty(リナティ)さんは、今週末2026/9/19(土)〜2026/9/22(火・祝)渋谷ヒカリエで行われる東京カメラ部
2026写真展で作品展示、およびトークショーも行われるようです。ぜひに。

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