米国では既に発表されていたフジフィルムの
ファインピクス F40fd が国内発表(発売は2月下旬)
FinePix F40fd
なにより大きなポイントは、プレスリリースにも大きく踊っているように
xD-ピクチャーカード&SDメモリーカードに対応した「デュアルスロット」採用
ってことだろう。
製品ページでは、
xD-ピクチャーカードはもちろん、SDメモリーカードにも対応。選択肢が増え、ますます便利になりました。
とさらりと流しているが、プレスリリースでは
国内市場においては、買い替え需要が過半数を占めると推定される中で、SDメモリーカード採用の機種をご利用のお客さまがデジタルカメラの買い替えをお考えの場合にも、お手持ちのメモリーカードを有効活用することが可能
と正直にSDの市場的優位性を謳っている。
もちろん、あくまでデュアルスロットであり、xDを止めるなんて一言も言ってないけど、より薄く軽量にが求められる次期Zシリーズや、そうでなくてもコスト抑制の観点から、普及機でデュアルスロットが長続きするはずがないのは自明のことで、今回のF40fdへの反応次第ではあろうものの、フジフィルム自らがSDシフトする可能性は高いと思う。
F40fd自体は、(F31fdに較べ)CCDサイズが大きくなったものの、高画素化したせいで画素ピッチは低下していると思うし、FinePixの大きなアドバンテージである高感度性能も、最高感度ISO2000相当となっているためちょっと微妙。
昨年秋にCanon IXY 900ISを買っちゃった身では手を出すつもりはないが、F41fdとかだったらヤバかったか?(笑)
にしても相変わらずフジは広角系に広げるつもりは無いと見える。。