いや、以上と書くべきか以下と書くべきか迷いますが。
オリンパスの超高倍率ズーム旅レンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 ですが、製品特長にも書かれているように、仕様上は最短撮影距離22cm(広角時)ワーキングディスタンス10cm、最大撮影倍率0.1倍(35mm換算0.2倍)なのですが、実際はもっと寄れるし、もっと高い撮影倍率になるという話。
最短撮影距離0.22m。レンズ自体の長さが約10cmで、レンズ先端から被写体までの最短距離(ワーキングディスタンス)もおよそ10cm。
というのがスペック上の数値
ちなみに同じオリンパスのプロ用旅ズーム ED12-100mm F4、キヤノンEOS R用ハーフマクロ RF35mm F1.8とスペックシートで比較するとこんな感じ。
近接撮影能力で言えば、仕様上は RF35mm > ED12-100mm > ED12-200mm の順、ですよね。
ところがED12-200mm、ワーキングディスタンス10cmのハズなのに実際は2cm以下でピンが合います。
*ディスプレイに方眼を表示し、AFで合焦マークが出たところでチェックしています。
腕時計をマクロ撮影(?)してみると、こんな感じになります。
フード装着していると最短撮影距離まで寄れません。
ED 12-200mm F3.5-6.3 最短撮影距離付近(広角端)
AFで合焦マークが出たところでレリーズしています(以下同じ)。
ED 12-100mm F4 最短撮影距離付近(広角端)
RF35mm F1.8 最短撮影距離付近
スペックシートと逆に RF35mm < ED12-100mm < ED12-200mm の順に感じます。
最短撮影距離および倍率の話です。画質とか歪みとか、像の流れ、という話ではありません。
ED 12-200mm F3.5-6.3 最短撮影距離付近(望遠端)
ED 12-100mm F4 最短撮影距離付近(望遠端)
RF35mm F1.8 最短撮影距離付近
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OM SYSTEM/オリンパス OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 高倍率ズームレンズ 防塵防滴
面白い記事ありがとうございます。Olympusが仕様として最短距離を多めにしているのは、画質が実用に耐えないと判断したからでしょうか?実際の最大撮影倍率も大きくなるということですね。望遠端でもかなり最短距離が小さくなると書かれたブログもほかでも見ました。実際にはどの程度まで近寄れるのでしょうか?