最大8段を謳うEOS R5の手ぶれ補正能力。自分も確かに秒単位の手持ち夜景でその凄さは実感したけれど、自分が使いそうなシチュエーションで試してみるシリーズ。近接撮影時の手ぶれ補正。
RF24-105mmF4L ISと、EF85mmF1.4L IS(EF-RFマウントアダプター経由)の85mmレンジで試してみました。
まずはRF24-105mmF4Lから。このレンズは、EOS R5に装着するとレンズの光学ISとボディ内IS(IBIS)の協調補正。EOS RではレンズのIS補正。これにISオフの3パターンを試してみました。
モニターフードの上に置いたカラーチャートを、約90cmくらいの位置から、立った状態での手持ちです(EVFではなく背面液晶使用なので手のみで保持)。
あくまで自分のレベルでの話なので、厳密なものではありません。
ぱっと見は0.5秒でも止まるように見えたけれど、やっぱり拡大するとブレてますね(自分の腕では)
という訳で最大解像度から部分切り出しで較べて見ました。
EF85mmF1.4L IS(EF-RFマウントアダプター経由)は、縦回転軸/水平回転軸のみレンズの光学ISを使い、上下/左右、回転軸のブレ補正はIBISを使うと書かれています。
EFレンズがRFレンズの協調補正にどれくらい互するのかが個人的関心事でしたが、結果はこんな感じ。
EOS R5での結果のみ並べてみます。
協調補正さすが、という印象と、EFレンズでも実用レベルで戦えるという印象と。
ちなみに、これは取扱説明書に書いてあることなのですが、
最初、IBISのオンオフを一生懸命メニューの中で探したのは内緒です、ではなくて、「グレーアウトじゃ無くて表示しない」って、シンプルで親切に見えて、かえって迷うとおもうんですよね。
で、シーンインテリジェントモードのとき「だけ」表示されるのはなぜなんだろう・・。きっと、仕様設計の時には明確な理由が合ったと思うのですが、思いつかない・・。
ちなみにマニュアルに記載されたとおり「手ブレ補正機能が搭載されたレンズ」はRFはもちろん、EFレンズでもIS設定は表示されません。
IS非搭載のレンズ(写真はEF85mmF1.8)だと表示されます。
EOSは以前から「表示しない」と「グレーアウト」を混在併用するのですが、これ、思いっきり精通しないと、かえって混乱すると思うのですが・・・。(という例を8K動画撮影で経験したので、後日書きます)
動画撮影時のIS比較もお盆にやっていたので、それも後日。
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