今日はメーデーだけど、普通に仕事(大学)。いや、よくある誤解ですが、昨日も祝日ですが多くの大学で通常通り授業(講義、演習等)がありました。振替休日の多い月曜日はカレンダー通りだと授業回数が確保できないからです。昔はそのあたり鷹揚だったようですが。
学生がちゃんと来てくれるかちょっと不安だったけれど、欠席者は非常に少なく、自分たちの頃を思うと、いまの学生はとても真面目だなあと思う。
メーデーが生まれるに至った歴史や、その過程で戦った先人に大きな意義と敬意は感じるものの、個人的には仕事を労働とみる考え方に自分は汲みしない。
仕事は自己実現だ、みたいに思ってるわけではなく(いや、そう思ってた蒼い頃はあったけどさ)仕事は基本、自分の生活の糧ではあるけれど、それでも仕事は苦役なんかではなく、「事に仕える」ものであると思ってる。
そーゆー綺麗事が搾取構造の・・みたいな批判はあろうけれど、生活が成立するなら遊んで暮らしたいかと言えば、それは違うのだ。(いや、カメラを鞄に詰めてゆっくり旅したいとは思うけれど)
そういう意味で、ワークライフバランスという言葉も苦手だ。
仕事と生活は「&」で括られる物では無く、共にあるもの「withなりinなり」だと思ってるし、仕事がつまらない(あるいは苦痛な)なかに、生活の充実などあり得ないと思ってる。
いや、まあ、そういう考え方は仕事至上主義になりがちで、それ以外の部分を軽視してしまうと、妻に冷たい目で見られる・・というオチになる危険に満ちているのですが(汗
写真 浅岡省一さん
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