EOSに静止画の音声メモ機能が付いたのはいつ頃からだったか、自分の保有機ではEOS 5D Mark IIIにはなくて、EOS-1D Cにはあったような気がする。そうするとEOS-1D Xくらいから?
とはいえ、この音声メモ機能を使う機会はなかった。露出やモード、機種によっては位置情報までEXIFに記録されるので、わざわざ再生モードで画像を選んで声を吹き込む、ケースがなかったから。もちろん、仕事によっては多用しているひとも居たと思いますが。
で、たまたまEXIFには記録されない撮り比べをするシチュエーションがあって、音声メモ機能を使ったら「え?使いにくい」と思った話。
普段はレーティングボタンとしてしか使わないボディ左肩のボタンを長押しすると音声メモを録音することが出来ます。それ自体は知っていました。
音声メモが付加された画像は♪マークが付き、カメラボディで再生出来ます。ただ音声メモは写真のセレクト時にこそ有効なので、Mac(PC)で使いたい。取説にも「カメラやパソコンなどで再生することができます。」とあります。
EOS UtilityでMacに転送する時も、音声メモのついた画像には♪マークが付いています。ここまではイイ感じです。
Adobe Bridgeで見ると、画像と同じ名前のwavファイルがあります。つまりRAW,Jpeg,wavがそれぞれ記録されています。いやまあ、考えてみればEXIFみたいに画像内やサイドカーファイルのような形にはならないのは分かるのですが、これ、対象画像との紐付けはファイル名のみで、画像をプレビューしたりしても音声メモは再生されません。
音声メモは違うアプリで再生する必要があります。うちの環境ではデフォルトでミュージック.appだったのでQuickTime Playerに紐付けを変更しました。
でもどっちにしても画像を選んでその音声メモを再生するのに手間が掛かりすぎます。
これはBridgeのせいだ、キヤノン純正のDigital Photo Professional(D.P.P.)なら、ちゃんとやってくれるはず・・・
えっと、wavファイルの表示機能も無いし、音声メモがあるよ、って表示アイコンすらないのですが・・・_| ̄|○
ワタシの操作が間違っているのでしょうか?音声メモを使っているプロやハイアマチュアの方々は、こんな機能実装で許容されているのでしょうか・・・?
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