今日、発売のcheero USB-C PD Charger 45Wは、iPad ProやMacBook ProといったUSB-C充電機器へPD充電可能な小型軽量ACアダプタ。なんだけど、個人的にはEOS Rをはじめとする近年、ようやく標準化しつつあるUSB充電可能な一眼ミラーレスにも好適なものだと思うというレビュー。
はい、発売に先行してcheeroブランドを展開するティ・アール・エイ株式会社より、cheero USB-C PD Charger 45Wのサンプルをお送りいただき、いろいろ試していました。それ以外の利益供与(ギャランティ等)はありません。
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まずは本来用途(?)であるMacBook Pro等での運用について。
2年以上前に書いたように、ワタシはMacBook Pro(15inch)の充電に、自宅では付属のApple 87W USB-C電源アダプタを、持ち運び用にApple 61W USB-C電源アダプタを使っています。
実用十分で100g軽いから、なのですが、今回発売されたcheero USB-C PD Charger 45WはApple 61W USB-C電源アダプタよりさらにひとまわり小さく
約70g軽い、のです。
その代わり、給電能力はMBP15付属のApple 87W USB-C電源アダプタに較べ、およそ半分になります。
これがどのくらいネガな要素になるかといろいろ試しましたが、
Final Cut Proをめいっぱい回し、そのうえ、他の作業をパラレルで行うというファン全開状態で無い限りは使用中でも充電が可能でした。
全力運転時は給電と消費電力がほぼイーブンな感じ。
ので、出張時には小さくて軽いcheero USB-C PD Charger 45Wで実用十分と思います。
で、本題。SONYが先鞭を付けたUSB充電、昨年、ニコン、キヤノンがようやく追随し、NIKON Z6/Z7、Canon EOS RはUSB-Cからの充電が可能になりました。来月発売されるOM-D E-M1XもUSB充電対応なので、ようやく全社、イチガンとなってUSB充電時代が始まります。
もっとも、ニコン、キヤノンともUSB充電は出来るものの、USB給電は出来ません(OMDはどうだろう?確認しないと)。
EOS Rの場合、公式にアナウンスされているのは来月発売のUSB充電アダプター PD-E1のみ。でも、これ、けっこう大きそうなうえに1万4千円もするんだぜ。
cheero USB-C PD Charger 45Wは2,500円強(いまなら発売記念で2,000円強)なのでコストパフォーマンスは較べるまでもありません。
(もちろん、電源まわりは非常にセンシティブなものなので、万が一を思うとキヤノンが安易に他社のACアダプタを容認できないのも宜なるかなとは思います)
バッテリーチャージャーはEOS Rに付属するので、わざわざUSB充電アダプターを1.4万円だして買うのは難しい(いや、給電できるなら買ったかも)ですが、2千円ならアリですよね、ええ。
という訳で満充電になると、表示が変わるEOS Rでした。
追記(2019.01.30.)
この製品には充電用ケーブルが付属しません。このブログエントリーでは同じcheeroの大容量モバイルバッテリーに付属していたショートケーブルを使っていますが、これは単品発売されていないので、同社の充電にもデータ転送にも使えるType-C to Type-C Cable 100cmが、実用十分な能力と安価な価格でお薦めです。
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