日本のAmazonで、遂にProGrade Digital (プログレードデジタル) のCFexpressカードが販売を開始していた。同社は日本では現在、Amazonでしか正規販売をしていないので、これがプログレードデジタル CFexpressの国内販売スタートとなる。
なんだけど、なぜか120GBタイプのGOLDカードのみ。(ProGrade Digital にはGOLDとCOBALTという2つのラインがあって、コバルトが上位仕様。
価格は1月14日時点で約2万円。サンディスクのCFexpress 128GBはヨドバシ等(逆にAmazonでは売っていない)で約2.5万円なので、およそ5,000円安い(8GBほど容量少ないけど)。
ただ、ヨドバシ等だとポイント還元が10%あるので、実質的な価格差はおよそ1割。なかなか悩ましい。
というのも、この時書いたように、サンディスクのCFexpress 128GBは公称値Read 1700MB/s,Write 1200MB/s。プログレードデジタルの120GBは公称値Read 1600MB/s,Write 600MB/s。公称値はどちらも最大値でプログレードデジタルは平均値を記載しているが145MB/s。このあたりの数字「だけ」みるとサンディスクかなあと思っちゃいますよね。
ただ、キヤノン EOS-1D X Mark IIIの仕様ページ見ると、
当社試験基準325GB CFexpressカードを使用し、当社試験基準(ファインダー撮影)で測定
とあって、325GBのCFexpressって、ProGrade DigitalのCobaltしか存在しないので、キヤノンがテスト用リファレンスに使っているのは日本未発売のプログレード コバルトであることは明らか。ますます悩ましいですね・・・。
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