映像編集をメインとしたMacintoshとカメラ、ワタシの興味関心の向く モノ関係の欲望とレビューのモノローグ SINCE 2006  このblogはアフィリエイト広告等の収益を得ています。収益はすべてモノローグに役立つ無駄遣いに使わせていただきます。

映画 NINE

NINEといっても、スタートレックの話でもなく、ましてMac OS 9の話でもありません。
映画のNINEの話。
あまりネタバレは書かないつもりですが、多少はネタバレあるかも。
避けたい方は読まないでくださいませ。

オリジナルのミュージカル版「 NINE」は未見。でも、そのベース作品ともいえるフェリーニの「8 1/2」は、映画好きな青年は必ず墜ちる青春の通過儀礼だと思う(笑)
(ただし、映画に過剰な思い入れがなければ、だから?って反応にもなりやすい)

で、映画「NINE」

いや、堪能した。
ぶっちゃけていえば、映画としては普通、というか、感動しなかった。同じロス・マーシャル監督の「シカゴ」のようなシャープさを期待するとちょっと肩すかしかも。
キャラクターも、葛藤も、意外なほど通俗的で、「あの世界」感がない。いや、通俗的でもいいんだけど、それでもなお、の研ぎ澄ましたものがあるでしょ、選ばれしものたちという意味においてのセレブリティたちには。

でも、見ててすごく楽しい。
ゴージャスで官能的で、というのはキャッチコピー的だけど
キャストが本当に楽しそう。
このメイキング(公式サイト)みるとよくわかる

ファーギーのナンバー(公式サイト)なんて圧巻。いやー凄いわ
このシーケンスだけで映画代の価値はあったかなあ、とか思っちゃった。

映画作りを描く映画には、それだけで弱くて、いつもずるいと思う。
この映画でも、ハイライトでチネチッタのゲートをくぐるカットから、もう泣きそうになった(笑)
あのカットから、ラストまで、もう予想のつく展開。 お約束の予定調和。
でも、あの撮影スタジオの空気を吸ったことのあるひとにはわかる。
あの暗闇は、そういう魔法の空間なんだってこと。
泣けます。はい。
あー、デートしたいなあ、と思わせる映画(笑)

ちなみに、ソフィアローレンが出てきますが、彼女が日本で撮ったヒットCF「ラッタッタ」はワタシがいた会社で制作してました。

–Ads–
サントラも買っていいと思う。amazonで国内盤を買うと2,500円だけど、インポート盤は1,500円。これ、同じものだよね。ただし、国内盤は即納でインポート盤は約2週間。
円盤にこだわらないならiTunes Storeで1,500円。ワタシは今回、データで購入。

NINE

NINE

サントラ, マリオン・コティヤール, ダニエル・デイ・ルイス, ファーギー, ノイゼッツ, ケイト・ハドソン, グリフィス・フランク, ペネロペ・クルス, ジュディ・デンチ
5,480円(12/10 16:49時点)
Amazonの情報を掲載しています
Nine

Nine

Various Artists
1,167円(12/10 16:49時点)
Amazonの情報を掲載しています

Kate Hudson - Nine (Original Motion Picture Soundtrack)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください