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アンニュイな?ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女

前作、機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイからもう5年も経ったのですね。機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女(フルに書くとタイトル長いですね)を見てきました。
前作も、原作のディティールも記憶が薄れていたため、初回は物語を味わうのを優先し、公開初日にシネコンの普通のシアター。ハサウェイのリハビリ?を済ませた2巡目は、没入感優先で IMAXレーザーを選んだらbさんと同じグランドシネマサンシャイン 池袋のスクリーン12に。

前作、閃光のハサウェイもヒットしたけれど、その後、その2倍以上の興収を上げたSEED FREEDOM、TVシリーズの閃光、もとい先行公開版GQuuuuuuX -Beginning-が続き、ハサウェイ、どういうポジションになるんだろうと思っていたら、ある意味、もっともガンダムから離れたガンダムになっていた気がします。

長いアバンタイトルの後に流れるオープニングテーマ SZA「Snooze」、PVで聴くとアンニュイでけだるくて、映画前半のトーンとも相まってなんともいえないスタイリッシュなガンダム映画。入場特典で配布されたデザインワークスはキャラクターデザインのPABLO UCHIDA氏のスケッチやイメージボードからなるのですが、これも必見。あらゆる意味で「オトナな」映像に仕上がっています。

相変わらず夜が中心のモビルスーツ戦も爆発が他のガンダムで多用されるピンク系じゃなくて紅蓮の炎。戦闘中のコクピットでは絶え間なく警告アラートが鳴るなかで、パイロットたちが「当たるかよ」とか「ちいぃ」とか叫んだりしない。(レーン・エイムだけは往年のアムロのようにずっと叫びっぱなしでしたが、これは今後への伏線なんでしょうか)。
ちなみにアリュゼウスが最後の?兵装として予備のビームサーベルをサジェストするカットや、フォーチュンがヴァリアントからΞガンダムに密航?するカットは、初回のときはまったく気がつかなかったので、他にも見落としている演出や描写、多いんだろうなあと思います。

グランドシネマサンシャイン 池袋のスクリーン12から見る東京の夕景。これも映画のニュアンスに合っていたと思います。

ただ前作より主人公たちの心情描写が深まったのは確かなのですが、ハサウェイは大義と肉体に引き裂かれた苦悩というよりは、PTSDにしか見えなくて(まあ、だからケリアが薬を置いていたんだろうし)肉欲とか離脱とか、口に出すものかなあと。それが壊れかけている、という描写なのは理解しつつも。
その意味ではギギも心情の背景がずいぶん描かれた分、「魔女」というよりもっと降りてきてしまった気もします。共感できちゃったら魔女じゃないというか。とはいえ、わたし、死にに行くのかもしれない(的な)セリフは本作の白眉だと思いますが。

池袋の夕景に反射する光の乱舞が逆襲のシャアみたいだったw

閃光のハサウェイは、ハッピーエンドも映像的カタルシスもない終章を迎える作品だと思いますが、とはいえ、後味の悪いガンダム、という映画が許されるとも思わないし、それはガンダムというコンテンツが担うポジションだとも思わないので、ハサウェイ(ともしかしたらギギも)の運命の向こうに希望が(淡く)見える、そんな最終章になるといいなあと思います。
ハサウェイより、その親であるブライトやミライより老いた身としては思うのです。

今回はサントラを買おうと予約しました。
佐山善則氏によるGUNDAM DISPLAY DESIGN ARTWORKをどうしようか迷い中です。

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佐山善則 GUNDAMDISPLAYDESIGN ARTWORKS

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