キヤノンが レンズ交換式カメラ「EOS 5D」シリーズ誕生から10周年 というニュースリリースを出し、EOS 5Dシリーズ誕生10周年 特別企画まで始めた。
たしかに変化の激しいデジタル一眼のなかで、それぞれが大きな支持を受け、結果的に長寿なモデルになったという意味では5D系は特別な存在感がある。
でも、忘れちゃダメダメ。Dの付かない銀塩EOSに5の名前を持つ一眼レフがあったこと。
そう、23年前の1992年に発売されたEOS 5QD(正しい表記はEOS5 QD)。ワタシが買った初めてのEOS。(それまではT90だった)
EOS 5D Mark III + EF35mmF2
EOS 5QD + EF35mmF2
この機種にはおよそ20年の隔たりがあるけど、そうはみえない。EOSのデザインラインって一貫しているよなあ、と思う。
EOS5は95年に後継機とも弟機ともとれるEOS55が出たものの、2001年まで販売された。当時から5の名を持つカメラは長寿機なんだと思う。
以下は、そんなEOS5を懐かしんで持ちだした防備録である。
左肩のモードダイヤルは赤いL(ロック)位置を挟んで役割の違うモードが配置されるスタイル。L位置を超えるときだけ真ん中のボタンを押しながら行う必要がある。
前面ダイヤルはT90以降、すべてのEOSのアイデンティティ的な装備だけど
背面ダイヤルは1以外の型番EOSではこのEOS5が初めてじゃなかったっけ?(違っていたらごめんなさい)
背面に日付移し込み機能があるように、QDはQUARTZ DATEの意味
リモート端子はT3タイプ。EOS-3から現行のN3タイプになったと記憶している。
奥がEOS 5D Mark III、手前が5QD
肩口の意匠、機能も今に通じる
ロゴは変わった。書体も
処理方法も
当時はまさかここにマイク孔が開くとは思わなかった
シャッターまわりの比較
EOS 5Dシリーズ10周年、おめでとうございます。
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