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プリントで観る黒:伊藤公一写真展「HOPE」

語りをよすがに、
僕はきっと溶けて消えていくだろう。

KOICHI ITO  Introduction for "HOPE"より

そんな伊藤公一氏から届いた1通の手紙。
赤い封筒に、黒い封蝋。

HOPE-KOICHI ITO_01


伊藤公一写真展「 HOPE 」

2015.12.21(mon) – 12.27(sun) : 12:00-19:00
新宿 Gallery Place M

の招待状であることは誰の目にも明らかだった。

HOPE-KOICHI ITO_02

なのに、開けるのを拒むような黒い封蝋。
決して開けてはならない。と言っている。
クリスマスなのに、幸せなカップルが街を闊歩する刻に、これを開けると、妬みや憎しみが世界に散ってしまうのに。

でも、開けろと、こーいち氏は言うのだ。

HOPE-KOICHI ITO_03

最後に残ったのは、希望。

黒い写真家、として知られる(違います)コーイチ・イトー。通り名はzeissizm。
flickrをみれば分かるように、強く、孤独で、病んだ(だから違いますって)世界に生きるひと。
彼の初の個展。そう、開けて、世界に解き放たれるのは、彼の写真。
ディスプレイで見る彼の黒と、プリントで観る彼の黒は、似て非なる物だと思う。

HOPE-KOICHI ITO_04

最後に残されるのが、HOPE。かどうかは、クリスマスの新宿に行くしかないはず。
年末最後の大きなイベント、HOPEに行かないと2015年は終わらない。

あれ?DMが鳩なのは、今年のトリだからって暗喩ではない・・よね?

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