去年、フルサイズの1ケタEOS 2機種とAPS-Cの2ケタEOS 1機種、そしてミラーレス上位機だしたから、今年のCP+はそれで行くかな・・・と言えば、そういうこともなく、CP+2017を前にEOS Kissの新型とその上位姉妹機である4桁EOS、そして意外にもミラーレスにも姉妹機登場。ここではEOS 9000D と EOS M6について。
M6はM5の後継機ではなく一種の姉妹機。先行したM5が新設したEVFや軍艦部を削ぎ落とした、まあ、ガンダムとGMみたいな関係。ただ、スペックを比較表で見ると瓜二つというか、事実上、中身は同じで外装が違う姉妹機だというのが分かる。
(背面液晶が少しサイズダウンして解像度が落ちた←これ、なんでだろ)
その代わり(?)身に纏ったのがクラシカルな意匠。
個人的にクラシックテイストのデザインには否定的だけど、まあ、EOS M、M2のデザインよりこっち、だとキヤノンが判断したんだろうな。意味なく円筒形の外付けEVFがあざとくてイイ感じ(笑)
外付けEVFを外すとM5より一回り小さく、軽く、中身(性能)は同等というのはアリだと思う。
EOS M5はしばらくお借りして使っていたけれど、手軽で、程よく高性能で、とても良かった。特に5軸手ぶれ補正を内蔵した動画モードはEOS Mの真骨頂だと思う。
で、EOS9000D。見た目は8000Dとあまり変わらないし、EOS M6のような外連味もないし、地味なエントリー機に思えるのだけど、これが大間違い。ベース機のEOS Kiss X9iがそうだから、だけど、デュアルピクセルCMOS搭載で、特に動画時のAF性能は圧倒的なハズ。
そして、しれっとEOS M5と同じ動画用5軸手ぶれ補正を搭載しているし。
ミラーある一眼「レフ」で5軸手ぶれ補正内蔵って、もしかして初めて??
その意味では前機種からの性能アップ率で言えば、9000Dは図抜けているように思う。
その進化度合いが意匠からは感じられないのがもったいないなあと思ったり。
たださあ、Kiss X9iもEOS 9000Dも4月上旬発売予定って、入学式逃してどーすんだ、と思うんですけどね。
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まだkiss X7がよく売れているらしく・・・儲けることのうまいキヤノンはそれで良いと判断したんでしょうね(笑)