
2023年6月4日
Kickstarter中の新製品を試す:ピークデザイン Micro Clutch
ピークデザインがキックスターターでクラウドファンディング中の...
EOS シリーズはボディ内手ブレ補正を採用せず、レンズにISユニットを搭載する思想だったけれど、EOS M5はボディ内に5軸の手ぶれ補正を搭載した。(ただし、動画撮影時のみ機能)
では実際どんなものなのか、先日のボートクルーズの船上で試してみた。
パトレイパー(劇場2作目)を彷彿とさせる川から見上げる東京。
同じ条件で、EOS M5の手ぶれ補正のオンオフを比較。
EOS M5 動画IS from SAIKA on Vimeo.
小刻みに揺れるボートの揺れをかなりのレベルで吸収しているのが分かる。
レンズは EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM 。
これはテストとしては若干失敗。というのも、あとで気がついたのだけど、EOS M5の5軸手ぶれ補正は組みあわせるレンズによって挙動が異なり
今回、お借りしたレンズの中ではEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMがベストだった模様。
それでも、M5はこのくらい動画撮れるよ、というサンプルとしてご覧いただければ幸い。
なお、概ね良好に撮れた動画だが、波の揺れが上下左右に加え、前後にも大きくランダムだった以下のカットではローリングシャッター歪みにも似た画の歪みがでている。
5軸手ぶれ補正は電子式ゆえの現象にも思えるけれど、こういう歪みが出るときもあるよ、という意味でラストカットに編集してあります。
EOS M5 TOKYO Bay cruise from SAIKA on Vimeo.
音楽:iBgm
前回書いたように、EOS M5は軽く小さく、揺れる船上で片手ホールドするには好適で、このように片手はボートの持ち手を握りつつ、片手を船外に突きだしてムービーを撮る、といった時にはとても効果的だったと思います。
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