CLUB LIGHT PARTY 第1回写真展 FLOW 〜流 〜」に行ってきた。
CLUB LIGHT PARTY はアマチュアの写真クラブだけど、顧問と指導をフォトグラファー諏訪光二氏が行っている硬派な倶楽部。
CLUB LIGHT PARTY 第1回写真展 FLOW 〜流 〜」 写真展案内
諏訪さん(様々なところでお世話になっています〜)のプリント指導は厳しいというウワサで、その甲斐あってかアマチュアのグループ展にありがちな、バラバラのプリント感がなく、落ち着いたクオリティ感漂う作品群が素晴らしい。
(それぞれの主題もしくは主題の捉え方は違うので、作品群としてのテーマ性が弱いのはグループ展共通の課題だけど
東京芸術劇場で今日まで。
この建物も池袋駅そばでけっこう好きな場所。
先日行ったキヤノンギャラリーの荒木則行氏 個展「刻印」と合わせて、改めて紙の力とプリントの意味を考えた。
写真をみる環境の主役は、プリントでも印刷物(本)でもなく、ネット(ディスプレイ)になってしまった感のある昨今、紙で写真を見ること自体が特別な体験になってしまい、メインストリームではなく特殊例になりがち。
だからといってインスタ映えな写真を否定しては危険で。
だって、これほど多くのひとが「写真を撮る」ことを楽しんでいる時代って過去にない時代だと思うのです。
(専用機としての)カメラは売れない。でも、おそらく人類全体の写真撮影枚数は桁違いに多くなった時代に、じっくり撮って、じっくり仕上げる写真の意味を再考するのにとても刺激になった写真展でした。
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