ようやく公開。キヤノン EOS MOVIE Plugin-E1 for Final Cut Pro Ver1.1
AVIDもAdobeもカノープスも、EOS MOVIEファイルはネイティブで扱うが、アップルはProRes 422 トランスコード。
どちらも一長一短ではあるが、キヤノンはわざわざFCPでしか動かないプラグインを提供している。そして、そのE1プラグインが初めてのバージョンアップ。
なかなか出ないなあと思ってた。
だって、このとき発売前のEOS 60Dを使って動画撮影。撮影済みのSDカードを持ち帰って、さてFinal Cut Proの「切り出しと転送」を、と思ったら、動作しない。
そう、EOS MOVIE Plugin-E1 for Final Cut Pro Ver1.0は、60D未対応だったのだ。
んでも、Kissと異なり60D未対応って訳はないだろうから(余談だけどKiss未対応は確信犯だと思う)、60D発売後にはアップデート来るだろうな、と思ってた。
間に合って良かった(笑)
で、EOS MOVIE Plugin-E1 for Final Cut Pro Ver1.1だが、60D対応だけが変更点じゃない。
なんと、ムービーファイルのEXIF情報を読むようになったのだ。
(以下、リリースノートの引用)
– 絞り数値[Av(Aperture Value)](*)
– シャッター速度[Tv(Shutter Speed)](*)
– ISO感度[ISO](*)
– レンズ[Lens]
– 焦点距離[Focal Length]
– カメラ名[装置のモデル名]
– シリアルナンバー[装置のシリアル番号]
*:Mモード(マニュアル露出設定)で撮影した動画のみ表示します。
となっているが、うちの環境ではAv,Tv優先モード時でもマニュアル設定部分は表示される。
この機能だけでも、1.1素晴らしい、なのだが、さらに大きな改良点があった。
マルチコアCPUに対応
数パターンでしか試していないのですべての状況に当てはまるわけではないだろうが、
うちのOctanこと、8コアのMacPro(2×2.4GHz Quad-Core Xeon)16GBメモリ環境で
5カット計60秒分のEOS MOVIE
Final Cut Proから共有によるProRes 422書き出し—約7分
EOS MOVIE Plugin-E1 for Final Cut Pro Ver1.0—-約3分
EOS MOVIE Plugin-E1 for Final Cut Pro Ver1.1—-約66秒
どうですおくたん、いや、Octan
ほぼ等倍速でのProRes 422トランスコード
EOSムービーの運用は、やはりProRes 422が本命のような気がする・・
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師匠。
まじすか?
これは相当ナイスなアップデートですね。
検証ありがとう御座います。
Ver.1では、少し呪文を書くとkissx4でも使えましたよ。
(もちろん自己責任ですが。。。)
今度Ver.1.1でも試してみます。
おお!では早速!と思い取り込み開始。
しかし Exif 情報も出ないし、取り込みもそんなに速くなっていない感じ。
おかしいな、と思い Canon のページから動作環境を確認すると
– Final Cut Pro Ver6.0.6
– Final Cut Pro Ver7.0.2 以降
ここはいいとして、
対応OS:
MacOS 10.6.4 以降
・・なんですね。
OS10.5.8 というのは、もう既に少数派なんでしょうかね。
Octanってどういう意味ですか?ご教授ください
Futu さん
参考になれば幸いです〜
Micさん
ええ、XXXファームですね(笑)一応、ノーコメントで(笑)
kubotahi さん
あ、それは気づかなかった。OSの動作条件は、単に検証済みか否かくらいに考えてましたが
なるほど・・
ネット素人さん
あ、すみません。
うちのMacProは8コア(オクタコア)なので、おくたん、って呼んでるんです
ダジャレですみません。。。