CP+2011レポート続き。今回はワタシも長期検証中のNEX-5(と3)が売れ行き好調で気を吐くSONYのEマウント篇。
写真はMACお宝鑑定団のCP+前線基地からの夜景。撮影はSONY NEX-5 16mm F2.8。手持ち夜景モード。
MACお宝鑑定団はPAGEやInterBEE、CP+といったイベントには近隣のホテルに前線基地を設置し、取材後の編集、アップロード、休憩を行う。ちなみに受験期の子供を抱える会長は万が一、取材先でインフルエンザ等にかかった場合には、そのまま前線基地を維持し、帰ってくるな、と厳命されているらしい(笑)
昨年公開されたロードマップが微妙にアップデートされ、具体的な開発見本の展示も行われた。
50mm ポートレートレンズ
開放F値がわからないとおお、と言うべきかどうかはなんともいえないが、Eマウントをお手軽ラインナップじゃなく、本格的なものにしたいのなら、F1.4で出して欲しいもの。
30mm マクロレンズ
これは待望。というか、個人的にはNEXシステムと同時発売されるべきレンズだったと思う。
こちらはF値どころか、「等倍マクロですか?」と訊いたら「わかりません」と一言。まだ非開示、って意味なんだろうけど、いまさら0.5倍マクロとかやめてほしいなあ。
そして4月1日からEマウントの基本仕様の無償開示。
新しいマウントだけあってレンズラインナップがプアなのがNEXの泣き所だったが、ソニーのニュースリリースにあるように、やる気満々のサードパーティによって一気にレンズラインナップが充実する可能性がある。
参考展示されていたTAMRONの大口径ズーム
同じく参考展示されていたシグマの単焦点。
(これはシグマブースにもひっそり展示されていた)
すでにNEX-VG10によってEマウントは動画に使われ、2011年度には出てくるNEX CAMによって、本格業務用にも展開する。
その広がりはサードパーティの参入意欲を刺激するだろうし、実際、NEXは売れているらしい。
今年の注目株なのは間違いないなあ。
一眼レフとしてはいろいろ不満もあるけど、かなり安くなってきているし、1台、NEXを持っておくのは悪い選択肢ではないと思うようになった。
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