iPhoneのカメラはとても優秀で、そりゃ重箱の隅をつつけば綻びもあるし、感度あげると(あがると)辛かったりするけれど、個人的にはすっかりコンデジを持ち歩かなくなってしまった。
一眼レフ or iPhone ?状態。
ただ、広角が足りない、と思うときは多く、じゃあ、ワイコン(ワイドコンバーター)は、というと、なぜかテレコン、望遠系のアクセサリーは多数出ているのに、広角レンズはほとんどない。
テレコン、ワイコン、セットで千円台とかのオモチャか、KPIの扱う高価いヤツか、いや、その中間が欲しいんだってば・・・と思っていたら、ついに出た。
iPhone 5/5s用 0.45x 広角レンズ
いや、これ、実は昨年から北九州の沖田事務所が扱っていたもの。
昨年冬、iPhoneムービー用の広角レンズを探していたときにAUGMで知り合いになっていた沖田事務所さんから提供を受け、使っていた。
Amazonで同製品が扱われるようになったので、レビューをあげておく。なお、沖田事務所さんは前述のように知り合いですが、だからといって以下のインプレッションにヨイショ要素はありません。念のため。
iPhone にはレンズ拡張用の機能は用意されていないので、サードパーティ製のコンバージョンレンズはiPhone への装着にクリップ(挟み込み)型だったり、磁石だったり、とそれぞれ工夫を凝らしているが、本機はマウント部をもったケースを使う。
このケースがマットな質感のなかなか上質な印象のモノで、特にコンバージョンレンズを使わないときでも、そのまま約半年、iPhone 5ケースとして愛用したほど。
(しばらく前から、松葉製作所の木製ケースに移行した)
このケースと、コンバージョンレンズ、アダプターリングが1セット。
レンズにアダプターリングを装着し
ケースのマウント部にねじ込み型に装着する。
正面。
横から。
レンズが2段構造になっているのが分かる。
通常状態で、0.45xのワイコン。
先端部を外すとマクロとして使用できる(今回、マクロのテストは行っていない)
肝心の画質は、というと
iPhone 5 ノーマル
iPhone 5 + 0.45xワイコン
さすがに歪曲が大きいのと、周辺光量落ちが目立つあたりは価格相応。
周辺部の画質低下も大きいが、同時に試した他社製ワイコン(テレコン、マクロとキットで2,000円以下の製品)に較べると、かなりマシ。