最初に聞いたとき、ああ、やっぱりやるのか、って思いと、えー、ホントにやるの?って思いが交差したのが正直なところ。
iPhone、iPad等のアクセサリーで有名なトリニティが、レストラン「TRATTORIA TRINITA」をオープン
トリニティと言えば、大手では無いけれど、社長をはじめとするメンバーのiPhone、iPadへの愛着とコダワリは半端なく、優れた海外製品の輸入代理店というセレクトショップ的な機能と、小技とコダワリのある自社開発製品というふたつの柱を持つ存在感の大きな会社。
そんな会社が自社オフィスの1Fに作ったのが、レストラン、トラットリア トリニータ。
大分のトリニータはサッカーチームだけど、埼玉のトリニータはイタメシ屋。
(最近、イタメシって言い方、聞かなくなりましたね<閑話休題)
明日、月曜のオープンを前に、レセプションパーティに招待いただいたので行ってきた。
すでに各所でレポートがでているが、ワタシなりにレポートを。
トリニティが飲食業?と思ったけれど、ノッてる会社が思いつきで異業種参入した訳ではなさそうだ。TRINITAのシェフは、トリニティ社長の星川氏が十年に渡って通った店のシェフだという。少なくとも本気で、この味が素晴らしい、と信じて進出するイタリアン。トリニティのこだわりはここでも健在。
トリニティらしいこだわりは随所に散見できる。
レストランゆえ、食材や味にこだわるのは当然として、ユニークなのは「トレタ」「Waiter」「スマレジ」「Square」といったツールが支援システムとして全面的に使われていること。
予約管理、オーダー、会計等々をIT系がフォローする。
もちろん、お客からみればレストランは「美味しいか(C/P含めて)」がすべてで、ITだろうがアナログだろうが関係は無い。
だけど、店からみれば、予約台帳の転記、オーダー管理、アルバイトスタッフの勤怠管理、等々の負荷は大きく、その負荷が減れば、料理と接客により集中できる、のは容易に想像できること。
トリニータを支える各種のシステムは、IT化が主目的では無く、本質を大事にするためのシステムだと思う。
というより、本来、ITシステムって、そう言うものだろう。アップルがMacintosh(というデスクトップソリューション)ではなく、iPad(というハンディソリューション)で展開するのは、そういう世界観だと勝手に思っている。そして、トリニティがそのシステムの核にiPadを選んでいるのは、そういうメッセージだとも思っている。
とか、グルメでも無いし、飲食業界に詳しいわけでもないワタシが饒舌に書くのも鬱陶しいだけなので、以下はレセプションで振る舞われた美味しい料理の写真を。
そう、この料理に買収されてこのブログは書いています(笑)
*注:レセプションゆえ、当日の飲食代金は支払っていません。ので、厳密に言えば、このブログはその分の利益供与を得ています。それ以外の利益供与は一切ありません。(あ、帰りに手作りクッキーの小袋を頂きました)
そうそう、トリニティがレストランと聞いたとき、ワタシは「トリニ亭」になると思ったのですが、残念ながら、そういう(駄)洒落たセンスは星川氏にはなかったようで、トリニティのイタリア語読みであるトリニータになったと聞いています。
一方で、衣食住を・・・というコンセプトも聞いたので、衣、としてのウエアラブル。食、としてのトリニータ、ときたら、次は、住。
今度こそは、トリニ邸、だと信じています。はい。
TRATTORIA TRINITA
埼玉県新座市東北2-14-17
TEL:048-423-4880
URL:http://trinita.jp/
Facebook:facebook.com/mytrinita
Twitter:mytrinita
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