鳴り物入りで登場した大型新人は前任のエースに較べ小柄なボディに強力な力を備えた実力派だったけれど、自分内部での能力拡張に難があって外部拡張に頼るものの充分な手当がされず、今季限りの引退が確定し、来年には再び拡張性に振った新人のデビューが公言されている。
ワタシの主力、黒いMac Proの話ですが。
で、それまでのリリーフ(?)に強化型のザク、もとい強化型iMacの投入も公言されていたのですが、WWDCで年末の登板がアナウンスされました。
iMac Pro。
契約金はリリーフとは思えない破格な高価さで、他の新人が比較的抑えた金額であることを考えると別格。まあ、それだけジーオンは象徴ということでしょうか。
あくまでiMacの強化仕様(まさにハイザック)なので、拡張性は外部頼みの一体型。
あれ、結局、Mac ProってディスプレイレスなiMacだったのか。
そして、新型キーボードはTouch Barがついてくると(少なくともタッチバーつきのキーボードがオプションで選べると)思っていたのが裏切られ、代わりに10キーが復活。
何年も前からテンキーつきのワイヤレスキーボードを切望し、アップルがその気を見せないので仕方なく10キー付きワイヤレス Matias Wireless Aluminum Keyboardをこの春、買ったばかりなんだけどなあ。
まあ、タッチバーを付けるとコストが上がりすぎるとか、BT接続とはいえワイヤレスでTouch Barのレスポンスを出すのは難しいとか、理由はあるんだとおもうのですが、iOSが mac OSに寄っていくように(これまで逆の印象だったので嬉しい)アップルは自社製品のフィーリングに一貫性を持たせるのが主義だと思っているので、タッチバーを(一部の)ノート専用のユーザーインターフェイスにとどめて両方やる、というのは考えにくいんですよねえ。
タッチバー 閉店にならないように、ちょっと不安な面持ちで見た今回のWWDCでした。
テンキー復活が、転機にならなければいいなあ。
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