昔、コンタックスRTSは憧れのカメラだった。それがヤシカ製というのは知っていた。もっとも、気がついたときにはYASHICAは京セラに買収されて、CONTAXの生産工場になっていたのだけど。
そんなYASHICAの名を継承するスマートフォン用レンズアタッチメントが出ました。
YASHICA LENS(ヤシカレンズ)
ご縁あって、このヤシカレンズを国内で展開する日本ポステック株式会社より、同製品のモニター提供を受けました。ブログでの紹介等は要請されていませんが、ファースト・インプレッションを書いておきます。
ちなみに、上記日本サイトの写真は知人のフォトグラファーが撮っています。
往年のヤシカへのリスペクトが強く感じられるパッケージ。
京セラがカメラ事業から撤退したあと、YASHICAの商標はJNC Datum Tech. International Ltdに売却されたので、この製品がヤシカの直系と言えるかは微妙だけど、ヤシカへの思い入れがあることは間違いない。(YASHICAの公式サイト)
パッケージを開けるとYASHICAの名を刻んだレンズキャップが現れる。
この演出はうまいなあと思ったし、期待感が高まります。
内容物一覧。
レンズ、クリップ、スエードの収納袋。
110°4K HD(?) ワイドコンバーターレンズ。(マクロレンズ一体型)
クリップを介してiPhone / スマホと接続。
ワイドレンズ使用時。
そのため、位置合わせがなかなかシビア。
ちゃんと位置を追い込まないと、ケラレ等が発生します。
マクロレンズとワイコンが一体型になっていて、ワイコン時はこの状態で、マクロ撮影時は上のワイドレンズ部分をはずして使用します。
マクロ撮影時。
iPhone 7 Plus のみの撮影
iPhone 7 Plus & YASHICA Lens使用時。
この1レベル広い画角は重宝します。
ワイコンは画質が落ちたり、周辺光量が落ちたりしがちですが、その辺りはとても優秀に思えます。
iPhone 7 Plus & YASHICA マクロ撮影時。
革の質感がイイ感じで出ていると思う。
iPhone 7 Plus & YASHICA マクロ撮影時。
マクロはかなり使えそう。右上のリング部分の光の滲みがちょっと気になる(上の財布でも僅かにでている)けど、ここは後日、再度検証してみたい。
iPhone 7 Plus(iPhone 8 Plus)のデュアルレンズには対応しないので、ポートレイトモードは使えません。
iPhone 7 Plus のみの撮影
iPhone 7 Plus & YASHICA Lens使用時。
やはり周辺で光芒が流れてるジャンと思ったけれど、iPhone 7 Plusでも周辺で光が流れていました。
これがiPhone 7 Plus全体にそうなのか、個体差なのかは分からないので判断に迷うところです。後日、別個体で試してみたいと思います。
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