ポラロイド社がこの夏にもインスタントフィルムの生産を終了する。
同じ大学院で教える関係で親しくしてもらってるカワイタクヤさんのブログ(とはちょっと違うが・・)で、語られている方が、プレスリリースよりはるかにポラロイド(と、その創業者であったエドウイン・ランド)を表現している。→ ヒマナイヌ 2/23
で、気になったのが、カワイタクヤさんのブログでは
今回のポラロイド社からのお知らせは以下の言葉でしめられている。
発明家であり、伝説的な革新者でもある、ポラロイド創始者エドウィン・ランド博士は「将来的には、デジタル化も視野に入れたインスタントカメラを開発したい」と語っていました。 創始者の理念も視野に入れたポラロイドの将来を担う新しい事業計画を立案、遂行していく所存です。新しいデジタルインスタント撮影技術は皆様のお役に立ち、ご満足いただけるものと考えております。今後とも新世代のデジタルインスタント製品をご愛用いただけますようお願いいたします。
2008年 2月 21日
となっているのだが、今日(2/23)現在、ポラロイドのそのリリース文は
皆様方の永らくのご愛顧に心より感謝申し上げます。
と修正(?)されている。
2008年 2月 22日の一部インターネットメディアによる誤報道に関するお知らせ
に関係した修正かとも思うが(にしても、バックデートでリリース文を修正するのって、なんだかなあ)、日本ポラロイドは今後の事業展開を再構築するつもりだろうか。
他に、いくつか製品を出しているとはいえ、ポラロイドは同社のコアコンピタンスどころか、レゾンデートルであったともいえる訳で、極論すれば宇宙開発をやめるNASAみたいなもんだ。
どうするポラロイド、どこへ向かうポラロイド。
同社にとって、ジョブスであったエドウイン・ランドは1991年に他界している。
レゾンデートルに終止符を打つというのは、かなりの決断だと思いますが、だからといって新しい価値創造ができてるわけでもないようですね
ですね
選択と集中 って、外資系じゃなくてもいまや当たり前のようにやりますが
ポラロイドは、集中できる選択肢をもってるのか、けっこうギモン・・
「ポラロイドフィルムForever」というポラロイドフィルム供給継続運動をはじめました。
http://www.d1.dion.ne.jp/~kudar/Polaroid_Forever/
米ポラロイド社は本年8月でポラロイドフィルムの製造を終了することを発表しています。
デジカメに押されてのことと思いますが、ポラロイドは35mmにもデジカメにもない味があります。
これがなくなってしまうのは、文化の危機と考え、ただいま3人でサイト運営しています。
できれば、この署名サイトを多くの人に知ってもらい、いろいろな人やいろいろなお店で署名活動をしていただけたらうれしいです。
よろしくお願いします。
ポラロイドフィルムForever 代表 工藤孝生
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Kudar! (Takao Kudou)
http://www3.kiwi-us.com/~kudar/
kudar@mac.com