今年のキヤノン一眼レフ関係の大きな話題はやはりEOS 7Dだろうが、EOS 5D Mark IIユーザーとしては、新型100ミリマクロが気になるところ。
AUGM/Apple User Group Meeting宮崎のプレゼンのために、キヤノンマーケティングジャパンがEOS 7DとEF100mm F2.8L ISを貸してくれていたので、その合間をぬって手持ちの旧型100mm F2.8と撮り較べ。
旧型と書いたが、EF100mm F2.8 マクロ USMは併売されるので立派な現行モデル。
新型との違いは、新型がLレンズ化したことと、ISの搭載。
ただ、Lの称号はないとはいえ、旧型も単焦点レンズらしい優れた画質。
比較のためにEOS 5D Mark IIを2台用意し、それぞれ100mmを装着。同じ条件で5ショットづつシャッターを切って、平均的なもので比較。
ISの有効度をみるにはやはり低速シャッターでしょう。という訳で1/20秒の手持ち撮影。ワタシのホールディングでは1/20秒はブレブレで、このサイズでも違いが分かる。
ピクセル等倍でみると差は歴然。ISでもややブレが感じられるが、等倍でこれなら通常の使用なら大丈夫。
んじゃあ、よく言われるレンズ焦点距離分の1、つまり1/100秒のシャッターではどうだろうというのがコレ。
確かにぱっと見、1/100なら使えそうかな、と思うが・・・
ピクセル等倍で見ると差は歴然。
もちろんピクセル等倍に神経質になる必要はないのだが、この差が画質の甘さになる訳で、Lレンズがどうこうのまえに、手持ちでは旧モデルに圧勝する。
この項、たぶん続く
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実売価格の差は約4万円。ちょっと悩ましいところ。もちろん、某氏的には、迷ったら高価い方、である。
キヤノン Canon 単焦点マクロレンズ キヤノン EFマウント EF100mm F2.8L マクロ IS USM フルサイズ対応