動画のデータレート(ビットレート)を見るにはQuickTime Playerを使ってたのだけど、QTで開けない動画ファイルのビットレートを調べようとしたら方法が思いつかなくて立ち尽くしていたら、TwitterでKAORUさんに教えて頂いて事なきを得たので、お礼と自分の備忘録を兼ねて報告。
いや、もともとはEOS R5の8K動画ファイルのデータレート(ビットレート)を確認していたのです。もちろん、EOS R5の仕様書に記載されていますが、一応、自分でも確認しようと。ところが8K HEVC(H.265)はQTプレイヤーで開けますが(制限は後述)RAW(CRM)はQTでは開けません。Final Cut Pro Xでは既に対応し、編集できますが、FCPにはファイルのビットレートを表示する機能がありません(よね?見落としあればご指摘下さい)。
Winだとファイルプロパティで表示できるかもですが、macOSの情報を見るではコーデックやカラープロファイルは表示できますがビットレートは表示できません。VLCも試してみましたが開けません。ファイル容量を尺で割れば値は出ますが、なんか他に方法無いかなあと。
というのも、Quick Time Playerでビットレート見ると、公称値(カタログ値)では同じはずの8K HEVCがPQ ONの時だけ大きく跳ね上がるのです。(PQをオンにしたファイルはQTで画が出ませんが、開くことは出来るのでGet infoは機能します)でも、これ、QTで画が出ない状態だから数値にも影響でてるかも、と悩んでいたのですね。
というのをぼやいていたら、KAORUさんが、MediaInfoOnline を教えて下さいました。
既存のビットレートが分かっている動画で試したところ、正確な数値を返してきたので、概ね信用できると思います。
ので、調べた結果を報告。
概ね公称値と同じです(当たりまえですね)。RAWでもHEVCでも、LogとPQは排他選択の関係です。
EOS R5では4KはH.264で記録できますが、8Kは自動的にHEVC(H.265)になるようです。また、LogもしくはPQを入れると自動的に10bit記録、両方オフの場合は8Bitのようですが、Log、PQオフの4:2:0 8bitファイルとLogオンの4:2:2 10bitではビットレートに差が出ません。(誤差レベルですがLogの方が低い)
にも関わらずPQをオンにすると公称値より100Mbpsも高くなります。いや、PQも10bitになるので、ビットレートがあがっても不思議では無いけれど、Logオンでは上がらないし、公称値とのズレが気になるんですよね。
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