OWCから3ポートUSBハブ搭載デュアルドライブRAIDストレージが登場。Dual DriveもUSB HUB機能もRAIDも、それ自体はそんなに珍しくなく、OWCにも既に製品があります。
が、この Mercury Elite Pro Dual with 3-Port Hub(製品名長いよ)の特徴は、これがハードウエアRAIDであり、公称転送速度1,000MB/s以上の実測値を謳う高速ストレージであることです。
OWCにはハードウエアRAID機もあるものの、同社のストレージはソフトウエアRAID搭載機が主流です。うちの書斎で活躍しているThunderbay 8も、Mac Pro 2019に内蔵した超高速SSDであるMercury Accelsior 4M2もSoft RAIDが同梱されます。
Soft RAIDも評価の高いソフトウエアですが、年々セキュリティが厳しくなっていくmacOSにおいてシステムの深いところにアクセスするドライバーはいろいろな部分で課題を抱えているとも確かに思います。
OWCがそこをどう捉えているのかは分かりませんが、Mercury Elite Pro Dual with 3-Port Hubはインターフェイス(USB 3.2Gen2)の限界速度での転送を実現するハードウエアRAID機として登場してきました。接続先になんらソフトウエアをインストールする必要のないストレージは、自宅で使っても、どこかに持ち出すときにも安心感が大きいです。
接続インターフェイスはUSB 3.2 Gen2 Type-Cポート x 2、USB 3.2 Gen2 Type-A x 2。Thunderbolt3(あるいは4)ではありませんが、HUBとしての機能も持ちます。MacBook Pro等とUSB-Cで繋いだ場合、電源供給が可能かどうかは明示されていませんが、キャッチコピー?に「3ポートの電源付きUSBハブを備えた」とあるので、期待はできそうです。後日、検証機を用意下さるそうなので実機で試してみたく思います。
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