MacBookAirに向いたカードリーダー選び

いくつかのカードリーダーを使っているが、今回、MacBookAirをリプレイスしたのを機に新しい携帯用のカードリーダーを追加した。
SANWA SUPPLY ADR-CFU2H　CFカード専用のUSB接続カードリーダー。
忘備録を兼ねて、使用中の他のカードリーダーとの転送速度比較も含め、簡単にレビューしておく。

デジタル一眼を中心にAVCHDカメラやコンデジ等、カードリーダーは必須の存在。店には膨大な製品が並ぶけど、正直どれがいいのかわからないし、どれでも大差ないのかもしれない。
そのなかでワタシが現在使ってるのがコレら。

Lexar UDMA対応 FireWire CFカードリーダー
ちょうど2年前に購入したFW800のCF専用リーダー。
USBに較べ実測で2〜3割高速で、Macの使用状況にかかわらず安定した転送速度を出すのが良い。ただ、巨大だし、CFオンリーということもあって、自宅のMacPro専用で稼働している。

アイ・オー・データ　USB2-W33R
昨年購入のUDMA転送対応を謳うUSB接続マルチカードリーダー
amazonで実売2000円を切る安価で高速なリーダーで、マルチカードリーダーとしてコストパフォーマンスは個人的にベスト。自分の大学演習室もこれに統一している。
ただ、USBポートがひとつしかない旧型MacBookAirでは唯一のポートをふさいでしまうため、モバイル運用時には次のmoshi Cardette ultraを愛用していた。

moshi Cardette ultra
今年頭に評価機の提供を受けたmoshi Cardette ultraは、つるんとした凸凹のないボディにUSBケーブルを内蔵するなど、携帯にベストなデザインに加え、2基のUSBポートを持ついわばUSB HUB兼用のカードリーダー
USBポートの少ない旧型MacBookAirとはベストの組み合わせで、ワタシのモバイルカードリーダーの定位置を占めていた。

で、新型MacBookAirではUSBポートが２つになり余裕が出来たこと、さらにSDカードスロットがついたため、AVCHDやコンデジの運用にはマルチカードリーダーの必要がなくなったこと（ソニーのAVCHDカムですらSDでOKだし）から、再度店頭を見回したときみつけたのが、今回のSANWA SUPPLY ADR-CFU2H　CFカード専用のUSB接続カードリーダーである。
CF専用なので小さい。
基本的に他のカードリーダーの半分くらいのサイズ。そして安い（amazon実売1300円＜量販店で買って失敗した(>_<)。）

アイ・オー・データ　USB2-W33Rとmoshi Cardette ultraは、それぞれケーブル込みで80g弱であるのに対し

ADR-CFU2Hはケーブル込み36ｇと半分以下の重量。
ちなみにLexarのFW800カードリーダーはケーブルなしで96ｇ

近年のカードリーダーには珍しい蓋付き構造。まあ、作り自体は値段相応に安っぽいが、写真のように差し込みが深いのでピンを曲げたり折ったりする危険が少ないのは良いと思う。

ベンチマークをMacProとMacBookAirで取ってみた。ポートによってUSBに速度差があると報告されているので、接続ポートもメモ。
計測はストップウォッチによるアナログ計測なので、0.5秒以下の違いは計測誤差の範囲。それぞれ２回計測し、結果が僅差ならその中間値、差が大きかったらさらに3回計測して、結果の近い３つの平均値を記載している。

まあ、こんなものかな。
それより驚くのが、旧型MacBookAirではUSBポート、けっこう遅くて閉口したものだが、新型のUSBはMacProより僅かだが高速（に思える）こと。
MacProは他のアプリも動いていて、厳密なベンチマークとは言えないが、にしてもこの数字にはちょっとびっくり。

という訳で、新型MacBookAir 13inchはフォトグラファー/ビデオグラファーにも好適じゃないかなーということと、CFカードなDSLRユーザーはSANWA SUPPLY ADR-CFU2Hを選択肢に入れるといいんじゃないかなーって話でした。

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