iMacのオーディオ廻りをどうしようか、答が出ていないのだが、そんな逡巡のあいだに新しいイヤホン(インナーイヤーヘッドホン)が届いた。
iPhoneやMacのアクセサリー分野でオリジナリティとデザイン性に優れた製品を出し続けるmoshiの新型イヤホン。
同社のヘッドホン製品は、3〜4,000円の普及クラスから、2万円弱の旗艦 clarus まで広いラインナップを持つが、Keramoは中堅の上段?に位置する主力艦クラスといえる。
先日、クマデジタルさんに
@saika まぁアルミ削り出し+真紅のケーブルとかじゃないと先生の美学には合わないでしょうけどね(笑
— クマデジさん (@Kumadigital) 12月 11, 2012
と言われてしまって、当たらずしも遠からずなのだが、Keramoはアルミ削りだしではなく焼結セラミックのハウジングに黒いケーブル。クマデジ対抗?してみた。
なお、本製品はmoshi(の国内代理店であるMJSOFT)より、サンプル品の提供を受けたもの。感想に写真を加えて本レビューとしています。サンプル品の無償提供を受けていますが、レビュー執筆が条件にはなっていませんし、サンプル以外の利益供与はありません。
パッケージはいつものmoshiデザイン。
毎回思うが、moshiはパッケージにスタイルを持つ数少ないメーカーのひとつだと思う。
ただし、今回のパッケージの課題?については後述する。
中箱はこんな感じ。
6組のイヤーチップ(うち1組は本体装着済み)とKeramo。マニュアルと、その下にキャリングケースが入っている。
イヤーチップは個人個人にジャストフィットさせるため、高級(というか高価格)イヤホンには複数つくのが当たり前のようなトレンドになっているが、本製品では6種類。
さすがにやり過ぎだろ、と思わなくもないのだが・・・・
付属のイヤーチップはサイズ違いだけでなく、構造も2種類あって、標準タイプおよびPivoTipハイブリッド射出シリコンイヤーチップとなっている。
こっちが標準タイプ
本体装着済みのものを含むこっちがPivoTipハイブリッド射出シリコンイヤーチップらしい
このPivoTipハイブリッド射出ってなに?ってよく分からないのだけど、ここは今後、イヤーチップを取り替えながら聴き較べてみるつもり。
moshi audio Keramoの佇まい。
派手さはなく、それでいて質感の高い造りは、moshiのデザインが好み、という贔屓目を別にしても素晴らしいと思う。
光線の加減や光の質によって、質感の出方が異なる。写真撮ってて難しく、そして面白い(って、それは別の話だ)。
PivoTipハイブリッド射出シリコンイヤーチップはホコリが付きやすくかつ目立つので、好みが分かれるか。
iPhone付属の Apple EarPodsは、コントローラーユニットが右側のコードにあるが、moshi audio Keramoは2本のケーブルがひとつになる根元にある。
ただし、ワンボタンなので音量調整機能は無い。スタートストップ(トグル)およびスキップ機能のみ。マイクはこのユニットに入ってる(と思う)。
ジャック部
太すぎないので、ケースによる不適合はないかな。
少なくとも、いま、使ってるDeff CLEAVE ALUMINUM BUMPERでは問題なく使えている。
付属のキャリングケース
相変わらずやや大きめだが、鞄やポケットへの収まりはいい。
届いて2日なので、音のレビューが出来る段階ではないが、バランス重視型かなあ。
しばらく通勤時に使ってみて、この辺は後日書きたい。
でね。最初に書いた箱の問題なんだけど。
イヤーチップがたくさんついてるのはいいんだけど、まとめて小袋かなんかに入れておくと組み合わせも分かんなくなるし、面倒でしょ。
でも、この状態で保管するのも場所取り過ぎ。
moshi製品だけでなく高級イヤホン全体の話なんだけど、イヤーチップ固定する部分だけ取り外せるようにしてくれないかなあ・・・。
–ads–
クリスマスプレゼントにいいと思いますよ〜、って書くと、ステマっぽい?(笑)
mono-logueは、サンプル提供、ギャラ提供、の場合は、それぞれ本文中に明記します。
ステルスなアド記事は行いませんし、本文中にアフィリエイトリンクも貼らないのを基本方針としています。
|
|