スチルカメラとしてももちろん優秀なのだけど、それ以上に動画機能が注目され、大判センサーによるムービー制作という流れを牽引したEOS 5D Mark IIが世にでたのが約5年前。
そのとき、縁あってβ機を使わせていただいたことが、ある意味でワタシのその後を大きく変えたともいえ、個人的にも思い入れの深いカメラ。
大学のゼミ制作機材でも主力になっていて、学生からの認知度も高い。
ゼミ生のなかには、一眼を買うものも当然出てきて、アドバイスを求められることも多いが、(大学システムと互換性をとる場合は)EOSから選ぶのが基本。
この前までは、EOS 6Dか、流通在庫で安くなってるEOS 5D Mark II、が推し。
EOS 5D Mark IIIはすばらしいけれど、ファースト一眼レフなら、差額で単焦点レンズを買う方がいいと思っている。
で、メーカーディスコンになっても長く在庫があったAmazonのEOS 5D Mark IIが、気がついたらディスコンになっていた。
いや、どこかのショップが法外な値段を付けた新品をだしているが、EOS 5D Mark IIIの市価より高いお金出してIIを買う意味は絶対無い。
まあ、EOS 5D Mark IIは、さすがに衰えも見えて、主力とは言え、引退がカウントダウンされるファントムみたいな存在だけど、ちょっと寂しい。(写真はIIで撮った1DCです)
にしても、いま、薦めるなら6Dか70Dか悩ましいところ。
フルサイズの画のもつ力、はなるべく早くから触れて欲しいのだけど、70Dの動画性能は明らかに新世代だからなあ・・・。
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