普段はほぼキヤノンしか使っていない1マウント派のワタシですが、時には他社製カメラも使います。各社が互いにがんばって、良い製品を競ってくれれば、それがユーザーにとっていちばんいいことだと思っています。
で、しばらくニコンの新型D810をかなり使っていたのですが、その時気がついたニコン(D)とキヤノン(EOS)のメモリーカードハンドリングの違いを備忘録として。
なお、PC接続時の確認は、Mac OSでしかしていませんので、他の環境では異なる可能性もあるかも。
ニコンD810とキヤノンEOS 5D Mark III
条件を揃えるため、マルチプレートで大きめの三脚にデュアルマウントするのはもちろん、シャッターレリーズ時に揺れないように、リモートレリーズを基本に。
D810はリモコンがないので、セルフタイマーでレリーズしています。
各カメラで初期化したメモリーカードをMacでマウントしたところ。
EOSはEOS 5D Mark IIIでも他機種でも、EOS DIGITALなのだが、D810はなんとD810と機種名が入る。これはカード整理上、楽ちん。
キヤノンも機種名もしくはここをカスタマイズできるといいなあ。
D800やD800Eではどうだったのか、興味あるな・・・。
ちなみに、ソニー α7Sは素っ気なく、No Name。(Macでは。他の環境では不明)
そのD810で撮影したCFカードをEOS 5D Mark IIIに挿すと
静止画(JPEG)は表示され、ミニマムなEXIFも読めるが
動画ファイルは再生できないと表示(サムネイルも出ない)
で、EOS 5D Mark IIIで撮影したCFカードをD810に挿すと
一切認識せず、カラカードなのか、他機種撮影済みのカードなのかも不明。
これはちょっとコワイかも。
と言うわけで、画質や機能の面ではなく、こんなところに違いが、という小ネタでした。
実際の比較は、次号のビデオSALONの記事になるのですみませんが未公開です。
–ads–
Velbon 三脚アクセサリー SUPER MAG PLATE II マルチプレート カメラ2台搭載用 マグネシウム製 473387
ニコンのカメラはメモリーカードの初期化のときに機種名を書き込みますね。なので、後から違う機種で使っても、最初の機種名が出ますけども。
同じように、画像フォルダーの他にコントロールデータをメモリーカード上に残すので、おそらくそこにインデックスを作っています。それで他のメーカーの機種で書きこまれた画像データは認識しないようです。
D810 でも
MENU
→ 再生メニュー
→ 再生フォルダー設定 : すべてのフォルダー
と設定することで他機種で撮影したデータが表示可能になります。