確度の高いウワサは長いことあったけれど、遂にシグマ、タムロンがRFマウントレンズを発表。
2社が同日発表ということ、2社ともAPS-Cレンズでフルサイズについては何も語っていないことも合わせ、3社の慎重な摺り合わせを感じます。なにしろリバースエンジニアリングによるものではなく「キヤノン株式会社とのライセンス契約の下で開発・製造・販売」と2社そろって注釈してるくらい平和的な(?)市場参入ですから。
ワタシも昔はシグマのEFレンズを何本か持っていました。写真はいまも手元にあるシグマの85mm。でも、あるときから買わなくなったんですね。理由は後述します。
シグマのRFマウントレンズ参入のお知らせ。一気に6本という気合いの入った発表でSIGMAの本気度を感じます。フルサイズないじゃん、という声も(当然)あがっていますが、そこは3社のすり合わせの結果なのでしょう。当初はRF-Sから、なのか、RF-Sのみ開放した、のかは少なくとも今の時点では分かりませんが、「ライセンス契約下」でのリリースという部分が大きいと思います。コシナのフォクトレンダーRFの時は、やっぱAFレンズは開放しないのか、と思いましたが、そんなことは無かったのか、キヤノンに大きな戦略転換があったのかは分かりません。
ライセンスもさることながら、個人的には「ボディ内収差補正、ボディ内手ブレ補正にも対応」と明示しているのが感慨深いです。というのも、ワタシの持ってるシグマ85mm、EOS R5につけると
プレビューが渦巻くのです。
この渦巻きは、レンズ光学補正の
・周辺光量補正 ON で発生し
・周辺光量補正 OFF で消えます
これはプレビューのみで発生し、撮ったファイルには影響しません。
ただ、シグマのレンズ使用時はメニューに潜って設定を切り替えて・・・とかやるのは著しくテンションが下がるので、これ以降、シグマレンズ、買わなくなったんです。
新しいシグマRFマウントレンズはこんなことが起きないはずなので、期待しています。
まあ、フルサイズレンズがないのは・・・・。
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APS-C EOS Rでボディ内手ブレ補正を持つのは、EOS R7だけだったと思います。違うかな?