EOS R5 Mark IIが正式発表されました。EOS R1も同時に正式発表されましたが、今日はEOS R5 Mark IIのみ見ています。
ワタシがフルサイズデジタルEOSを買ったのがEOS 5D Mark IIが最初なので、5のマーク2という型番には独特の思い入れがあります。ガンダムもEOSもMark IIがいいのです。
軍艦部がEOS R3(やR1)とつながりのあるデザインになってちょっと品格が上がったようにみえるフロント。R1もそうですが左肩にタリーランプがついて動画とのマルチロール機であることを明確にしています。XF-HEVC S/XF-AVC S記録フォーマットの追加、ハケモニの搭載、24bit/4CHのオーディオ仕様とあわせて、これEOS R5Cと統合機になりそうな印象。まあ、マルチアクセサリーシュー搭載の本領発揮というところでしょうか。
動画撮影中に静止画の同時記録はEOS R1だけのアドバンテージかと思ったら、EOS R5 Mark IIも搭載。ただ動画収録中のスチル、シャッタースピードは別に設定出来ると良いなあと思ったけど流石にそれは無理くさい。でもなあ、SS 1/60secや1/100secのスチルだとスポーツ(モータスポーツ含む)や飛びもの(鳥や飛行機)には辛そう。用途は限定的か。
デザインというか表面処理、EOS R1はかなり現代的に攻めた感じでいいのだけど、EOS R5 Mark IIはEOS R5からあまり変わらないシボ風。うーん、EOS R3が出たときにこれからのキヤノンの美意識はイイ感じに進化していく予感がしたのだけど、意外とコンサバに収まっちゃった感。
リアはあまりEOS R5と変わりばえしないけれど、上面はかなり変化。
EOS R3の フォト-OFF-ムービー レバーはすごく使いづらかったので(まああれはOS自体切り替えるような行為だったからしかたない)これは○。
HDMIは(ようやくとはいえ)TypeAのフルHDMIへ。やれば出来るじゃんねえ。
一方でCFexpressはCFexpress 4.0ではなくCFexpress 2.0のまま。(ただしVPG400対応と仕様は強化されています)4年程度はEOSのハイエンド機として君臨する機体としては勿体ないなあ。ファームアップでCFexpress4.0対応になるハードウエアが載っていることを期待したいです。
そうそう、バッテリーも後方互換性のある新型になったのはいいけれど、新型バッテリーじゃないとクーリングファン CF-R20EPの冷却ファンは回らないとか、制約もあるのでEOS R5との併用時は注意が必要ですね・・。
バリバリすごい新機能をひっさげて登場・・感はなかったと思う一方、この R5とは違うのだよ、R5とは、という仕様。実際に使うとかなりいいんだろうなあ、と思います。
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