いいミシンは高価く、重く、使うときは快適だけど、出してくるのが億劫、なものらしい。
ヌエッタは、安価で、軽く、コードレスなのも相まって、気軽に使える「実用派」ミシン。
ショップジャパンから「 ヌエッタ (NUETTA)」のサンプル提供を頂き、ブログにしています。
同社より該当製品の無償提供を受けていますが、それ以外の報酬等はありません。また、事前の原稿チェック等もありません。公開後、事実誤認、間違いが有った場合は訂正の上、修正箇所を明示します(mono-logue:利益許与関係の明示)
とはいってもワタシがミシンのレビューを出来るわけもなく、今回のmono-logueは妻がテスト、ワタシが聴き取り&テキスト執筆と写真撮影を行っています。
小型軽量って言っても(ミシンに詳しくない)ワタシにはピンと来ないので、A4のクリアファイルと一緒に撮ってみました。
ヌエッタは幅292mm×高さ250mm(最大260mm)×奥行125mm 2.3kg (カタログ値)
サイズもさることながら軽く片手で持てる重量なので、このようにポンと本棚の空きスペースにしまうことが可能。
ケースに入れて、押し入れにしまって・・・となるミシンはその分、出し入れが億劫になるけれど、本棚やラックからひょいと取り出して使える手軽さ(イージーさ)は些細な差にみえて、けっこう大きな違いになるようです。
その手軽さを後押しするのが、単3電池4本で動くというコードレスミシンであると言うこと。
ACコードを繋いだり、コンセントの近くにいかなければ・・・的なこともなく取り出してすぐ使えるのは精神的も大きなメリット。
ただ、電池でどのくらい使えるかは、取扱説明書にも記載がなかったように思います。ランニングコストが気になる人は充電型電池を使うのが良いと思います。
今回、提供頂いた製品にはACアダプターと2段式フットペダルがセットになっていました。
フットペダル、正直「うわ、ちゃちな造り」と思いましたが、2段階の速度調整もできて、実際はこれで十分なのか、と思いましたね。
(妻が)使ってみても、普通にちょこちょこ使うぶんには不満がないようで。
コンピュータミシンを使っている妻ですが、ちょっとしたミシンとしてはこれでいいかな、出し入れ楽だし、といった感じ。
ただし、だからヌエッタがあればコンピュータミシンは要らないや、ってことではなく、ある程度以上のことをやるならコンピュータミシンを使う方が楽で速い、とのこと。
普段はコンデジで十分だけど、一眼レフじゃないと、なシチュエーションがあるのと同じか。
その例えで言えば、コンデジでOKで一眼が要らないひとが居るように、ヌエッタのみで完結できるひとも多いはず。
ヌエッタが微妙なシチュエーション。厚手の生地がそのひとつ。
どのくらいからがNGか分からないけれど、妻の談ではある程度以上の厚地や重ね縫いはコンピュータミシンを使う方が楽だという。
また、シーツ等の大物だと、布を引っ張ると(本体が軽いので)布ではなくミシンがズレてしまうことが多発するらしく、大きいものは向かないかも、とのコメント。
針が止まる場合、側面のプーリーを手で回して数針縫ってから電動に切り替える(取説にもそのように書かれている)。
返し縫いの際も、返し縫いのレバーを下げつつ動作レバーをスライドさせる必要があるのがちょっとやりにくいらしい。
上糸のセットは丁寧な別添プリントがありますが、調整ディスクに掛け、本体のスリットに通し、
上糸の引っかけ部で折り返し
てんびんの穴に通します。
このとき、最大に上げてもこの位置なので、もうちょっと上がるといいなあとのこと。
そしてプーリーを回して針を下げ、糸かけ穴に通して
さらにプーリーを回して針を上げ、針穴に糸を通す。
老眼の始まった(本人談)妻にはツラいらしく、糸通しが付属しているとはいえ、面倒らしい。
コンピュータミシンでは糸通し等は半自動化されている(?)らしく、このあたりはシンプルな造りとはいえ、面倒だという話。
まとめ的に感想を訊いたところ、
幼稚園や保育園等の必要裁縫モノや趣味ではなく、普通に使う場合には(そして、そのために何万円も掛けたくは無い場合)、ヌエッタが必要十分、かつ使い始めの億劫感がないのでとてもいいのではないか、
また、フリマ等で出先でちょっとした裁縫が必要となるケースでは電池で運用でき、持ち運びの容易なヌエッタのアドバンテージあるよね、という印象でした。