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理由と思われるものが分かったので加筆・追記しました
CFexpress4.0 メモリーカードの速さを実感するのは、撮影時ではなく(現時点では)カードリーダーからPCへのデータ転送時です。そんな転送を(10Gbpsの)USB-Cカードリーダーに較べ、4倍の速度で転送を行えるUSB4のカードリーダーが「在庫限りの特別価格セール」を行うと、5時間前にOWC Japanの公式Xが書いています。

特別価格での販売は在庫がなくなり次第終了としか書いておらず、このディスコンの理由がモデルチェンジ等によるものなのか、他の要因によるものなのかも書かれていませんが(理由と思われるものが分かったのでこの後に加筆・追記しました)在庫限りということは次回のAmazonブラックフライデーにはもう「無い」と思われるので、買うならイマしかないのでしょう。
と昨夜書いたのですが、今日、本国のOWCサイトを確認したところ、理由と思われるものが分かりました。

OWC Atlas USB4 CFexpress 4.0 Type B カードリーダー、本国のサイトではOWC CFexpress Type A to Type B Adapterが同梱になっています。
このCFexpress Type A to Type B の変換アダプターを使うことで、CFexpress Type A カードの読み取りが可能になります。モデルチェンジでも仕様変更でも無く、付属品の追加、ですね。日本でも近日、同梱版が出るのでしょう。そのための在庫処分かと思われます。ので、SONY α のCFexpress Type A モデルユーザーは同梱版を待った方が良いかも。

CFexpress Type A to Type B Adapterは、もともとOWCのCFexpress Type A カードのリリース時に同梱されていましたが、その後、同梱を止めたようで公式サイトの製品ページには記載がありません(日本のアマゾンの商品ページには記載が残っていますが、これが削除ミスなのか日本ではまだ同梱版が売られているのかは分かりません)

当時書いたブログで触れたように、このアダプターを介しても、OWCのCFexpress Type A カードはEOS R5やR5Cでは使えません。
これはCFexpress Type AがPCI-Express 1レーンの規格であるのに対し、CFexpress Type Bが2レーンであることが理由だと思います。EOS R5、R5C、R3 は電源投入時にCFexpressカードのレーン数をチェックしているだと考えます。
たぶん(憶測ですが)そこに気がつかず、問い合わせやクレームが多くて同梱を止め、代わりにリーダーにゲタ(アダプター)を同梱するように変更したのではないかと思います。
という訳で、ソニーユーザーは待ちを推奨、キヤノン、ニコンユーザーは、この在庫限りをお薦め、というところでしょうか。
ちゃんとしたメーカーのUSB4のCFexpress4.0カードリーダーとしては破格の値段だと思います。
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