出るとは思っていたけれど、それでも突然に発表、発売された2018年仕様のMacBook Pro。
やっと32GBのメモリーを実装出来るようになって6コアになって、順当なアップデート。
でも、今回のMacBook Proは、単体で見るのではなく、ブラックマジックデザイン(以下BMD)社から、(現状)Mac専用の外付けGPUユニット「Blackmagic eGPU」が同時発表、MacBook Proの製品ページでもBlackmagic eGPUをアピールする相思相愛ぶりを見せつけたこと。
衝動的にBlackmagic eGPUを発注しかけたけれど、これ、Thunderbolt 3搭載のMac専用で、うちのMac Proは非対応。TB2 to TB3変換を介してもダメ(まあ、データレートが足りないか)なので冷静になった。
まあ、MacBook Pro等のノート型Macのスーパー(バルキリー)パーツと思うのが正しいみたい。中身はRadeon Pro 580(8GB)らしいのだけど、このGPUは現行のiMacを最上位仕様にしたときのGPUと同じで、逆に言えばiMac ProのGPUには及ばないもの。
それでもMacBook Pro 2018に合体させる価値があるのだから、デスクトップMacのパフォーマンスはたいしたものだなあ。
うちのMac Proでは使えないと書いたけれど、Blackmagic eGPU、Mac Proとデザイン(シルエット)もサイズもMac Proと非常に近い。
Blackmagic eGPU 294mm x 176.9mm x 176.9mm (HxWxD) 4.5kg
Mac Pro 251mm x 167mm x 167mm (HxWxD) 5kg
Mac Proと同じくらいにコレがでていれば、Mac Proのパッケージングに対する評価も違ったように思う。まあ、歴史にIfは言っても仕方ないけど、いま、コレが出てくるということは、次期Mac Proのパッケージングコンセプトもまた透けて見える気がするんだけどな。
FAQに「Blackmagic eGPUはAppleとの協力のもと、Blackmagic Designにより開発されました。」とあるように、両社の共同開発を思わせるけれど、古くはMatrox のRTMac、AJAのIOHD、最近はRroRes RAWのATOMOSと、アップルはその時その時イケてるとこと蜜月関係になるのが得意なので、この先どうなるかは軽々しく言えない気がする(笑)。
DaVinci Resolveが高速化するのは当然として、Final Cut Proやその他アプリではどうなんだろう、Metalをサポートしていれば理屈の上では高速化が期待出来るけれど、この辺はいつかテストしてみたいと思います。
iMac Proが最強、ってオチになる気がしますが・・・。
でも、MacBook Pro 2018 (15inch)、CPUをi9に、実装メモリを32GBに盛っても、SSDを1TBにセーブしたら(SSD高価いですねえ、現時点で最高性能のものなので仕方ないとは言え)40万円切るんですね。(ただしアカデミック価格)
あ、税別か(笑)
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