出先で充電したい機器が増えてきた一方、電源アダプタやチャージャーを複数持ち歩くのもイヤだよねえ・・・なので2ポートチャージャー、それもUSB-CでPDで高速充電対応で、コンパクトで安価なモノがいいよね・・というわがままなニーズにかなり応えているように思うチャージャーが出ました。
cheero Smart USB Charger 48W
販売元であるティ・アール・エイ株式会社より同製品の評価用サンプルを提供いただいたので、いろいろ使い較べて見ました。せっかくなので、これまで自分で買ったり、評価用にサンプルでいただいたすべてのUSB-C電源アダプタを一覧してみました。
アップル純正のUSB-C 電源アダプタは、30WがMacBookAir付属のモノ、31WがMacBook Pro 13inch、87WがMacBook Pro 15inchに同梱されているものです。
重量(質量)はCheeroのものは公称値(仕様値)、仕様値が未発表?のアップル製は自宅のスケールでの実測値。価格は2019年9月14日時点の公式ストア価格(税込)です。
2ポート持つのはcheero Smart USB Charger 48Wと同社の2 port PD Chargerのふたつ。
アップル純正30W電源アダプタとcheero Smart USB Charger 48WのPD出力は同じですが、価格は倍、違います。
正面(端子側)の見た目はcheero Smart USB Charger 48Wがいちばん小さいですが、その分奥行きが長いので重さ的にはアップル純正30W < チーロ スマートUSBチャージャー48W、同 2ポートPDチャージャーになります。
USB-C PDの供給能力はcheero Smart USB Charger 48Wが30W。2 port PD Chargerが18Wです。それぞれ、MacBook Pro(特に15インチ)では不安な数字ですが、以前、2 port PD Chargerを試したときに書いたように、PD18Wでも通常使用ならぎりぎり使える形。
今回、MacBook Pro 15インチで再度確認しましたが、30WだとFinal Cut Pro XとSafariを同時使用してもバッテリー残量が減ることはありませんでした(残量増加は遅遅として・・の感じ)。
iPhone Xs Maxと並べたときのサイズ感はこう。
奥行き方向がちょうどiPhone Xs Maxの横幅とほぼ同じくらい。
Xs Maxの重さが、ケース(RAKUNI)装着時でおよそ270g(実測)なので、重量は半分以下。
最近は新幹線以外でもACコンセントのある車輌が増えてきたので(写真は西武線特急ラビュー)鞄にひとつ入れておくととても便利。
USB-C to Lightningケーブルを用意するのもいいですが、USB-C充電のできるモバイルバッテリーなら製品付属のUSB-C to C 給電ケーブルでモバイルバッテリーを充電しつつ、iPhoneは製品付属のUSB-A to Lightningケーブルで充電するのも良いと思います。
ちなみにcheero Smart USB Charger 48WはQuick Chargr 3.0対応なので、QC3.0対応デバイスなら高速な充電が可能のハズ。
なお、念のためテストしてみたところ、EOS Rも問題なく充電出来たことを書いておきます。
ライトな出張(でも一応EOS R持って行く)くらいなら、このチャージャーひとつで、MacBook ProもiPhoneもAppleWatchもモバイルバッテリーもEOS Rもいけるやんね。
自宅やオフィスに(半ば固定で)使うなら、アップル純正か、Cheeroの60Wないし45Wかなとも思いますが、出張や移動時に鞄に入れておくのは、このcheero Smart USB Charger 48Wがベストバランスかなあと思いました。比較的安いし。
にしても、USB-C 電源アダプタ、いっぱいあるなあ、うち(笑)
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