キヤノンがEFレンズの整理・縮小を始めていると其処此処で書かれている。たしかに公式サイトのEFレンズラインナップに在庫僅少の文字が目立つ。
そのなかにEF40mm F2.8 STMがあった。EFレンズ唯一のパンケーキレンズですよね(EF-SやEF-Mも含めれば他にもあります)。
2012年6月発売だけど、フィルムカメラであるEOS-3(1998年発売)でもちゃんと使え、(持ってないから試せないけれど)EOS 650(1987年)でも動くはず。34年前のボディと互換性あると思うと、EFマウントって長寿だったんだなあと思う。
ワタシも当時の友人達とお揃いで2012年に買って(というか、当時も今も友人だ。長いなあ。光栄デス)もう9年。ただ、正直、ワタシには使いこなせなかったというか、その後EF35mmF2を入手してからはほとんどこっちを使っていました。
RFマウントになった35mmレンズ(RF35mm F1.8 STM)と並べても、EF40mmのコンパクトぶりが際立ちますが
それでもEOS Rシリーズで使うためにマウントアダプター装着すると差は一気に縮まってしまいます。
ので、ぶっちゃけ、この何年も、メンテナンスのために動かしてはいたものの、実戦投入はしてこなかった(うちでは)不遇のレンズです。(EOS R5に着けてみた)
じゃあ、売ればいいじゃん、って思いますが、売っても5,000円程度らしいので、それなら防湿庫の肥やしで余生を、とか思っちゃうワタシです。
EOS-3あたりとの組み合わせは似合いますね(笑)
EF40mm F2.8 STM+マウントアダプタ EOS R5 F5.6 1/60 で撮ったRF35mm F1.8
RF35mm F1.8 EOS R5 F5.6 1/60 で撮った EF40mm F2.8 STM+マウントアダプタ
共に無修正 JPEG
そうそう、両者は共にSTM駆動で、とくにEF40mmはステッピングモーター搭載の先駆けだったと思いますが、今回、撮り較べてみて、
EF40mmF2.8の方が静かなんです(笑)AFはあきらかに遅いですが。
EFレンズはまだまだ戦える、とは思うものの、だからラインナップを守れ、とは思えず、時代はRFマウントに否応なしに変わっていくと思うし、それが正しいと思います。郷愁もあって、つい一眼レフも大事に、とか言っちゃいがちですが、そのシンパの思いがメーカーを崖に誘う結果になることもあるので。
ただ、RFマウントにEF40mmF2.8みたいなパンケーキレンズあったらいいなあ、とは思うのですが(誰と無く)。
–Ads–