2024年9月19日
iPhone 14 Pro での最後の写真
予定通りならば、明日、iPhone 16 Proが届きます。...
CP+レビューシリーズ
キヤノン Kiss X5やシグマSD1の初お披露目はあったものの、新製品ラッシュという場ではないCP+で大きな関心を集めていたのがフジのFinePix X100。
クラシカルな佇まいに大型(APS-C)センサー。こだわった高性能レンズ、そしてファインダーと中身も充実の高級コンデジ。
デザインだけでなく部品の作り込みから仕上げに至るまで徹底しただけに、質感も申し分ない。
ので、写真を多めに。
展示された作例写真を見る限りクオリティもハイエンドの名にふさわしいもの。欲しいなあ、と素直に思う。
思うものの、若干のう〜んって気分もあるのだ。
明らかにM型ライカのオマージュに思える外観。緻密に張られた革シボ(ただし、耐久性の観点から合皮だ)。
X100の専用サイトには、原点を見つめ直し、とある。
あまりにガジェット的に発達しすぎたデジカメへのアンチテーゼとして、アナログに回帰するのは悪いコトじゃない。
でも、原点回帰と懐古趣味は違う。
FinePix 6800Z。
ハニカム構造のCCDにポルシェデザインのボディ。当時ワタシに鮮烈な印象を与えたFinePixが発表されたのはちょうど10年前の2月。
同じファインピクスの名を持つコンデジのハイエンドモデルが、10年たって行き着いたデザインがX100。
これを成熟と呼ぶべきなのかどうかに躊躇する自分がいる。
新しい酒は新しい革袋に盛れ
そう教えられてきたからかなあ。
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