先日、大学の帰りに池袋の本屋で見つけた薄い画集(?)
そりゃ、表紙にヤマト(後述するがヤマトではなかった)があれば開かずにはいられない(笑)
HYPERWEAPON 2011 ハイパーウェポン2011 神なる永遠の黄昏
小林誠さんの画集(?)らしい。小林誠といえば、ZガンダムやZZでアクの強いモビルスーツをデザインした人だし、個人的にはジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日で球体怒り肩のGRを作り上げたひとに尽きる。
ので、急ぎ帰ってamazonで注文。
なんでその場で買わなかったかというと、このサイズ。B4判型で薄い、こんな本持ってラッシュ時の山手線と地下鉄に乗るのは自殺行為だ。
amazonの巨大段ボールにシュリンクされて到着。
小林誠さんが宇宙戦艦ヤマト復活篇に絡んでいたのは知っていたけど、あのヤマトは見る気が起きなかったし、映画評の七割が共感するzomさんの一言映画評「電子竹林」で一刀両断にされていたのでスルーしてしまっていた。
この本で扱われているのは「宇宙戦艦ヤマト復活篇DIRECTOR’S CUT」のイラストと設定集らしいのだけど、ディレクターズカットがあるの??
小林誠さんの仕事は見事。薄くて高価い本だけど、この手のものが好きならばそれだけの満足感はある。
表紙のヤマトと思ったものは波動実験艦ムサシ、らしい。
え〜、そんなものも出てるの?大きく張り出した艦橋がイイ感じ。
宇宙空母ブルーノア!
いや、復活篇は完全スルーだったので、ブルーノアが出ていたのは知らなかった。ちなみにシド・ミードデザインのヤマトとして有名?なYAMATO2520にもこんなデザインで登場していたのだけど、あれも小林誠デザインで、しかも修理・改修して300年運用された艦、という設定だったらしい。では、あれは、このブルーノアと同型艦どころか、同じ艦という設定か。やるなあ、小林誠さん。
ディレクターズカット用新作カットのみ登場らしいが、ラスト近くに登場する地球防衛軍残存救助艦
映画の主力艦隊はこの時点ではすでに壊滅しているので、旧型艦の寄せ集めという設定らしいが、さらば・・・で古代が乗っていた巡洋艦(パトロール艦)や雪風のリファイン・・・そそります。
そしてアンドロメダ!
小林誠さんもアンドロメダのデザインは高く評価しているらしく、引退したアンドロメダ級12番艦(A-12)が輸送艦として運用されている設定だそう。非武装艦なので拡散波動砲をカバーで覆ってるってのも素敵。
この本はヤマトオンリーではなく
海底軍艦とか
ラストエグザエルの新作とか
(ラストエグザエルって未見なのだけど面白い?)
ジ・OのリファインであるGEOとか
いやいや、楽しめる本でした。
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