2024年10月27日
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ニール・アームストロング氏が亡くなった。
アポロ11号が月に着陸したのは1969年7月なので43年も昔のこと。
当時、茨城県の水戸に住んでいたけど、家にはテレビが無く、数件隣の幼なじみの家で見せて貰ったのをおぼろげに覚えている。
中継だったか、録画だったか、それも定かでは無いけれど、ノイズの多い、ざらざらとした白黒映像の向こうに、宇宙空間が広がっていた。
それが米ソの軍拡競争の派生版であったにせよ、巨大なサターン5型が打ち上げられ、科学の粋を集めた(という印象の)宇宙船が他の星(衛星ですが)に降りるさまは、当時、少年と言うよりただの子供だったワタシに、大きな影響を与えた。
宇宙飛行士のなかには、その後、宗教に目覚めて(?)しまうひとも多かったが、アームストロング氏は、政治家になることも過剰な宗教観を説くことも無く、大学で教え、ささやかな(?)実業家として活動し、静かにこの世を去って行った。
ニール・アームストロング氏の公式サイト(?)に、家族からのメッセージがある。
“ and the next time you walk outside on a clear night and see the moon smiling down at you, think of Neil Armstrong and give him a wink.”
それから、次の晴れた夜に外を歩いていたとき、月があなたに微笑んでいるのを見たら、ニール・アームストロングのことを想ってください。そして彼にウインクを。
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サン=テグジュペリの名作、「星の王子さま」のラストを彷彿とさせるすてきなメセージ。感動しました。
満月の夜は吠えずに彼を偲びウインクすることにします。