撮影時、特に動画撮影時はスクリプトを取ることがあるのですが、スクリプターを配置できる時はともかく、スクリプト用紙を留めたクリップボードはカメラバッグへの収まりが悪いのが悩みどころ。そんな時、偶然知ったキングジムの半分に折り畳めるクリップボードというキャッチのコンパックボードを買ってみたら、なかなか良かったので紹介。
KING JIM COMPACK BOARD(キングジム コンパックボード)
クリップボードと言ってもOSの機能の話では無く、物理的なバインダー。安いモノだと100円台からあるので10倍くらいするのですが、このコンパックボードは紙をセットしたまま半分に折り畳め、カメラバッグ等に入れやすいのが特徴です。
通常?モードのコンパックボード。
上部と下部にそれぞれ紙を挟む機構があります。もちろん、この状態で1枚のボードとしてのしっかりした強度があります。
向かって左手にあるスイッチを押し込むとロックが解除され
二つ折りに折り畳むことができます。逆に折り畳んだ状態から開くときは開き終わると自動でロックが掛かります。
畳んだ状態のときはゴムバンドで開かないように固定できます。本体のカラバリは4色(シロ、クロ、アオ、キイロ)で、シロ以外は本体同色(同系色)のゴムバンドなのもちょっとお洒落。
(なぜかシロのみバンドはクロ)
折り畳むと、カメラバッグやショルダーバッグの外ポケットに収まります。
*写真のカメラバッグはワンダード ローグ スリング の9Lサイズ。
畳んだ状態。ビシッと折り畳むのでは無く、余裕を持ったたたみ方なので、厚みはそこそこあります。
コンパックボードのサイズは 335(H)×237(W)×13(D)mm 質量:約275g(カタログ値)
A4用紙が297mm x 210mm なので、上下にひとまわり大きい感じ。
下端には紙抑えもあり、風があるときに重宝します。
折り曲げにマージンがあって「書類に折り目がつきにくい」と書いてありますが
折り目とは言わないけれど、曲げ痕はつくので、それも許せない場合は普通のクリップボードを使う方がイイと思います。
小さな工夫としては、ボードの上部にギミックがあって
ポップアップ式のペンホルダーを使って筆記用具の固定も出来、ホルダーの穴は壁掛け用のフック穴にも流用できます。
スクリプトシートをカメラバッグに収納するために購入したKINGJIMのコンパックボードですが、思った以上に使い勝手が良いので、もうひとつくらい色違いで買っておくかなと思います。
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