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ギミック満載のカメラスリングバッグ:ワンダード ローグ スリング

春先からワンダードのスリングバッグ( WANDRD ROGUE SLING 6L )を使っています。その時はロームスリングという製品名だったのですが、先日、ローグスリングと改名(?)され、新色が5色追加されました。え、レビュー書かないうちに旧型?と焦りましたが、仕様は変わらず同じものらしいので、カラバリ発売(4月28日)に合わせてインプレッション的なレビューを。
これが第一印象と違ってユニークなギミック満載で良かったのです。

ワンダード -ローグスリング NEW COLOR- プレスリリース

WANDRDってPeakDesignの真似というか、後追い的なデザインにあまりいい印象を持ってなかったのです。CP+2023で銀一がピークデザインとともにワンダードを押し出したブース展開をしていたのですが(そう、日本では両方とも銀一が総代理店です)、ワタシのワンダードネガティブなのを知っていた担当者の方が、最近は独自色の強い良い製品だしてるんだから試してみてよ(意訳)と、サンプルとして渡されたのがワンダード ローグ スリング 6Lでした。
今回のブログは同製品のサンプル提供を受けています。それ以外の報酬(ギャランティ等)はありません。また、レビュー自体が条件でもありません。担当者には感謝をしつつも、レビュー内容はフェアなつもりです。内容に誤りや事実誤認があった場合、修正の上、変更箇所を明示します(誤字脱字の修正を除く)。
これらの運用ポリシーについてはhttps://mono-logue.studio/policyをご覧下さい。

使っていて好印象だった上位がこのトップハンドル。
ショルダーバッグ、スリングバッグとも天面にハンドルをもつカメラバッグって半数くらいで、あっても細身のものが多いと思うのですが、ローグスリングのトップハンドルは掴みやすく、また写真のようにX型についているので重心バランスが取りやすく、安定感があるのがとても◎です。

背面(身体側)は通気性のあるメッシュのクッションパットになっていて、自転車移動等には良さそうだけど、そういうアクティブな使い方をしないワタシには少しオーバーギミック。ただ、このおかげでバッグが重い時も腰に当たるショックは感じないのはメリット。

素材はバリスティックナイロン。TUMIもそうだったなあと思い出します。出自が軍用素材なので丈夫で耐候性、耐摩耗性に強いのが特徴。ただ、その分、少し重い(TUMI、重いですよね・・・)。ローグスリング6Lは公称重量680g、あれ?言うほど重くないですね。PeakDesignのエブリデイ スリング 6Lは公称780gだからむしろ軽い?

フロントジッパーを開けると、ポケットにキークリップ。これがアンカーリンクス仕様ならいいのに、と思ってしまうワタシはまだダメです。

メインコンパートメント。これ自体は標準的な構造ですが

ディバイダー(中仕切り)は途中で折れるようになっていて

中のレイアウトの自由度を増すタイプです。

EOS R5にRF24-105mmF4Lを着けて収納、さらにRF85mmF4Lを入れた状態。キッチリと入りますが出し入れがややキツいかな。太いレンズが多いEOS R系を運用するなら、9Lタイプがいいかも知れません。

フタになる部分の裏側にもポケット。

反対側(身体側)にはポケットがあって、小物が収納できます。メモリーカード用らしきスリットもありますが、ワタシは裸のメモリーカードって鞄の中で力が加わると折れそうに思うので、カードケースを使う派です。常用のカードケースや予備バッテリー入れる場所として便利ですね。

メインコンパートメントと背面クッションとの間にジッパーがあって、ポケットが開きます。

鞄底面にもジッパーがあって、そこを開くと

バッグの下部が拡張され、大きなポケットになります。

ここに別売りのラップトップケースを使うと、MacBook Pro 14inch /16inchが格納できるというギミックです。
写真は自分のMacBook Pro 14インチを裸で差し込んで見ました。
ギミックとしてはとても面白いアイディアだと思いますが、試しにMBP14、EOS R5、RF24-105mmF4L、RF85mmF2を入れて提げてみたら、とても重かったのでワタシはこの運用しないかな・・・。
そういうときは素直にエブリデイメッセンジャー13Lを使うと思います。

で、この背面ポケットは、財布やiPhoneを突っ込んでおくのに転用したらとてもいい。メイン気室で機材と一緒に財布やスマホを入れずに分けて収納できるのは使いやすいし、傷を付ける可能性も減らせて◎です。

手前がメイン気室のジッパー。奥が背面ポケットのジッパー。少なくとも手前のジッパーは止水ジッパーだと思います(未確認、ワンダードの資料には記述がありません)。止水ジッパーはどうしても動きが硬いので、力の入りやすいリング仕様になっています。
にしてもこのバッグ、ジッパーが多いです。ジッパーは部材としてコストが掛かるし、裁縫工程も増えます。そういえばバリスティックナイロンも硬い素材なので縫製が手間でTUMIバッグが高価い由縁だとまことしやかに言われていましたね。WANDRD、そのコストはかなり掛けている印象です。(生産国はベトナムになっていました)

ギミック満載のバッグなのでまだ続きます。

上面だけで無く、左右側面にもハンドルがあり、

運用の自由度はとても高い印象です。

バッグの底部にベルクロで留められたフラップがあり

開くと貫通式のポケットが出現します。

ウオーターボトルや

短めの三脚の運用が可能です。一般的なストラップで結わえる方式より、スピーディな着脱が可能で◎です。

脱落防止用のバンドが両サイドに付いています。

写真はローグスリング6LとPeakDesignのトラベルトライポッド。(縮長39.1cm)。

ストラップは肩当て部分に位置を変えられるフックがあって

バッグ下部に格納されている細身のサポートストラップを使って、3点留めが出来るようになっています。

そのストラップ自体、簡単な操作で脱着でき

ストラップの無いハンドバッグのように運用も出来ます。
これら全てのギミックを使う必要はないと思いますが、これだけのギミックを搭載し、かつ、カメラバッグとしての基本機能をきっちり確保し、タフなスリングバッグは素晴らしい印象で、ワンダードへ印象ががらっと変わりました。ネガに見ててごめんなさい。

そして新色5色追加、既存のカラー合わせて7色のカラバリ展開。
これがまた、イイ感じの色使いですごく好き。

中でも個人的にはダロルイエロー 9L。
なんでダロル?と思って調べたら、ダロル湖ってこんな場所なんですね・・・。

という訳で、これからはワンダード製品も気にしよう、と反省したワタシでした。

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