およそ2年前、キヤノンのアンチフォグアイピースEgを購入した。「ファインダーのくもりの発生を防ぐEOSムービー用アイピース」(Canon製品解説より)。主に冬場の屋外撮影で邪魔になるファインダーのくもりが抑制できれば、と思ってのこと。
2年、2シーズン使って、結果を先に書くと使用をやめた(自分のせいも半分ある)。
忘れないように備忘録代わりに理由をブログに書いてみる。
ガラスの表面にコーティングした、特殊吸水ポリマーの薄膜がすばやく水分を吸収し、くもりの発生を防ぎます。と製品説明にあるように寒冷地ではかなり効果を実感した。
EOS-1D Cで主に使っていたけれど、アイピースEgと互換なので、Egを使うEOSなら相互に使える。EOS 5D Mark III、EOS 7D Mark II等がそう。(もちろんEOS 5Ds /5Ds Rも)。
EOS 5D Mark IIIとEOS-1D Cをメインカメラに、EOS 7D Mark IIを長期で借りていたので、この互換性はありがたかった。
通常型のアイピースはEgは素通しで
奥まっている接眼部についたホコリはとっさに拭きにくいが
アンチフォグアイピースEgはコーティングされたガラスが手前にあるため、ホコリを払ったりしやすいのも良かったが・・・
ガラス面が外側に露出する形になるため、下げて歩いているときやカメラバッグの中で、なにかと接触して細かな傷が入りやすいことが分かった。
これは自分の運用に丁寧さが足りないせいかも知れないし、必要なときだけ現場で換装するものなのかもしれないので、自分のせいが半分だと思っているけれど・・
くもらないメリットよりも小傷が気になってしまうので、ワタシには向かないなあと、3シーズンめをまえに、ノーマルのアイピースEgに戻した。
以上、備忘録を兼ねたレポート。
–ads–