先日、キヤノンの4Kハンドヘルドカムコーダーが一気にラインナップされて、EOSだけじゃないiVISの本気も見たと思ったら、カムコーダーの本家(?)ソニーも気合いの入った新型を発表。
CanonがiVIS GX10という民生機フラッグシップをベースに、業務用XF400/405の3兄弟ラインナップと同様に、SONYもハンディカムフラッグシップFDR-AX700をベースに業務機HXR-NX80、PXW-Z90の3兄弟。しかも、業務機はNXCAMとXDCAMという気の使い方の細かい(?)展開。
ソニーもキヤノンも定評あるAFシステムに1inchセンサーという本気仕様が共通しているけれど、その志向性には違いがあって、ソニーはHLG方式の4K HDR撮影という方向にとんがり、キヤノンは4K/60Pというフレームレートにとんがったというのが最も違いの出る部分か。
スペック仕様で比較すると、広角も望遠もちょいGX10が守備範囲が広く、明るさは同等、絞り羽根やマクロ域ではキヤノン。(特にW端以外での最短撮影距離は地味に実用度に差が出そう)
逆に表には出来ていないのだけど、ハイフレームレート撮影に関しては、RX10/RX100譲りのスーパースローをもつAX700の圧倒か(なのに4Kで30P止まりなのは惜しいな〜)。
サイズ、重量でいえばAX700がちょいコンパクトな印象。
標準価格はキヤノンが25%ほど高価いし、さらにGX10は量販店で売らない(キヤノンオンラインショップのみ)ことを思うと実売では3割以上、差が付くか。
これまでのハンディカム系に較べると、少し横長な印象かなあ。
このデザイン、けっこう好きかも。
一眼ムービーなワタシですが、一方でオールマイティな動画機として一眼がベストかと言えば違うとも思っていて、汎用のカムコーダーが本気仕様ででてくるのはとてもイイと思っています。
どっちに行くかなあ。半年後には結果がでています(笑)
–ads–