iPod専用Dock マランツのIS301レビューシリーズ、今回はIS-LINK接続について。
IS-LINKとは、本気独自の2本のEthernetケーブルによる有線接続のこと。
IS301はBluetoothによるワイヤレス接続がウリなのになんでワイヤード接続?といえば、後述するようにワイヤレスでは出来ない機能があるからだ。
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IS-LINKを行うには、ベースユニットとエクステンダーを付属の2本のIS-LINKケーブルで有線接続する。
付属のケーブルはそれぞれIS-LINK-A、IS-LINK-Bで取り違えがないように端子部が色分けされているものだが、ケーブル自体はカテゴリー5のEthernetケーブル(ストレート)。自前で長いものを用意すれば別の部屋との結線も可能だろう。なお、IS-LINK接続時にはベースユニットにACアダプタを繋ぐ必要はない。
エクステンダー側のIS-LINK端子は側面。ここが残念なところでIS-LINK接続をするとどうやってもケーブルが見えてしまう。
いいじゃんエクステンダーなんて後ろに隠しちゃえばって考えもあるだろうが、せっかくシンプルなデザインなのだから、見せたいじゃん。エクステンダーの横幅があと3センチ延びてもいいから端子はリアに集約させて欲しい。
もっとも、それを言い出すとエクステンダーの筐体も他のマランツコンポーネントと同じ金属筐体にして一体化を演出して欲しいところだが・・・。
エクステンダーのリア
オーディオ用のRCAピン(ステレオ)のほかに、ビデオ出力が3系統。そう、IS-LINK接続するとiPodのビデオをエクステンダーから出力できるのだ。
出力端子は、コンポジット、S端子、コンポーネントの3系統だが、切換式の排他出力で同時使用はできない。
HDMIがないのはまあSD解像度のiPodでは意味なしだということだろうが、コンポーネントがあるのが凄い(笑)。日本でコンポーネント接続するのはまれで、どうせならD端子だと思うのだが海外ではD端子は無いに等しく、コンポーネントのほうがワールドワイドな仕様ゆえなんだろう(このレビューで書いたようにパッケージは世界同一仕様のようだし)。
ビデオ出力の切換はエクステンダー側でなく、ベースユニット側で行う。
IS-LINKに送り出す信号自体が違うの???
画質だが、まあ元がiPodなので致し方ないんだけど、ダメダメ。
写真はSD解像度のモニターだけど、輝度も色乗りも「・・・・・」
フルHD(東芝REGZA Z3500)に繋いだ時には、解像感の足り無さもあって余計にダメ。YouTubeあたりをみると割り切ってなら、ってのが正直なトコロ。
なお、音質に関しては有線/無線の明確な差を(ワタシの耳では)感じることができなかった。
マランツ IS301 レビュー1 外観篇 レビュー2 Bluetooth篇
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【レビュー】テレビがYouTubeプレーヤーになる:Marantz iPod station IS301
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