ブラックマジックデザインがフォーカルポイント(当時はコンピュータ)扱いだったことを覚えているひとも少なくなった昨今、イケイケで絶好調のブラックマジックデザインから新しいポケシネが登場。スーパー35センサーで6K。そしてEFマウント。Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K(ビデオSALON WEB)
デザインはBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kの延長だけど、マウント部の張り出しから綺麗にレンズボディに繋がっていくラインは、ルイジ・コラーニが描いたキヤノン T-90のイメージモデルを彷彿とさせて好き。スペックも価格もイイ線で、キヤノンではできない動画特化型ゆえの良さがあって良いなあ。
ただ、現行のBMPCC 4Kも大学で持っているけれど、ワタシはやっぱりスチルとムービーのマルチロール機が(自分の保有するカメラとしては)欲しいのだと再認識させられます。写真と動画はEOS 5D Mark IIで連続した世界となって、それから10年たって、再び別々の専用機が正しいかもという流れになっていると思います。思うけれど、自分も仕事ではEOS C200とか使うけれど(あ、その場合は撮影は高田さんね)自分で持つのはEOS-1D X Mark IIかOM-D E-M1 Mark IIだもんなあ。
その意味ではBMPCCよりシグマのFPの方が気になるかなあ。でも、マウント違うし。
キヤノンがEFからRFへ大きくシフトしようとしているときに、EFマウントのシネカメラが爆誕するのも面白い。一方、REDはRFマウントの6Kシネカメラをもうすぐ発表するらしい。
じゃあキヤノン本家のシネマイオスはどっちへ舵を切るのだろうと興味深く見ているし、動画に本気度が薄いEOS Rは今後どうしていくのかも楽しみ。
ええ、要約すると、今回は様子見です。ええ。注視はしつつ、多分、あの方やあの方のレビューが出てくるでしょうし。
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